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今度は本で

 オリンピックが終わって、新学期が始まりましたね。
『観たぞ! リオ五輪』 コーナーをつくりました。オリンピックの競技種目を題材にした小説がいろいろあります。

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技術やメンタルを鍛えるにはどうすれば?スポーツ関連の新書も一緒に並べました。

 男女ともに盛り上った卓球では、チーム/吉野万里子(小学館) 
卓球に打ち込む少年少女たちの挑戦、挫折、そして成長する姿を小学校から高校まで描いた群像劇全3巻。

 飛込競技ではDIVE!/森絵都(講談社)
高さ10メートルの飛込み台からダイブして空中演技の正確さと美しさを競う高飛び込み。時速60キロでわずか1.4秒、その一瞬に魅了された中高生たちの姿を描きます。少年たちが通う弱小ダイビングクラブが存続の危機にたちます。それを回避する条件が、なんとオリンピック出場。そこから凄腕コーチと平凡な少年たちのすべてをかけた挑戦が始まります。

 今回、女子高飛び込みで8位入賞を果たした板橋美波さん(なんて板飛び込みにふさわしい名前!)は、地元・宝塚市の16歳の高校生です。

他にも、 快晴フライング/古内一絵、水を打つ/堂場瞬一<水泳>
 サクリファイス/近藤史恵<自転車>、ららのいた夏/川上健一<マラソン>
 一瞬の風になれ/佐藤多佳子、Run!Run!Run!/桂望実、800/川島誠 
 走れ、健次郎/菊池幸見、
<陸上>
 レガッタ/濱野京子<ボート>、オン・ザ・ライン/朽木洋<テニス>
 ラブ・オール・プレイ/小瀬木麻美<バトミントン>
 青空バームクーヘン/吉野万里子<ウエイトリフティング> などなど。

シドニー!/村上春樹、泳いで帰れ/奥田英朗 など作家のオリンピック観戦記もあります。

 オリンピックで観て熱くなったあの競技を小説でも味わってみよう。