ひばりの図書室6月号
本日、ひばりの図書室6月号を配布しました。
今月19日は太宰治をしのぶ桜桃忌でした。太宰の作品や太宰の魅力について書かれた本をあつめた展示コーナー、旭屋書店主催で行われる第1回POP選手権の作品募集のお知らせなどしています。
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本日、ひばりの図書室6月号を配布しました。
今月19日は太宰治をしのぶ桜桃忌でした。太宰の作品や太宰の魅力について書かれた本をあつめた展示コーナー、旭屋書店主催で行われる第1回POP選手権の作品募集のお知らせなどしています。
近年、本当にたくさんの小説やマンガが原作として映像化されています。それは最近、話題になったモノだったり(「君の膵臓を食べたい」) 、10年近く前のモノ(「貴族探偵」や「忍びの国」)だったりといろいろ。
普段あまり本を読まない人も、映像化をきっかけに本を手に取ったりするので、「ソノママ、コッチヘコッチヘ・・・」 次の1冊、その次の・・・となる事を願います。
最近は出版社や映画会社から、宣伝用のポスターも送られてきます。
昨年の分が少したまって来たので、夏休み前に配布会を予定しています。期末考査終了後に図書委員長と相談して告知しますね。
今日届いたものを図書委員がペタリ。
日本独特の文化、お弁当。栄養バランスを考え、コンパクトに彩りよく詰め込まれたお弁当は、「BENTO」として世界でも大注目。
期末考査明けには、毎年恒例となった「できるだけ地産地消の食材を使い、生徒自身がお弁当を作る」 eco弁当作りがあります。今年で7回目。
料理は得意! 初めて作るけど大丈夫かなあ…。どっちの人も大丈夫。今年も図書室では、いろんなレベルのお弁当本、レシピ本をそろえてeco弁作りをバックアップしています。
今週は、放課後の図書当番に図書室入口の本のオビの張り替えをお願いしました。これも図書委員の仕事です。
新書、小説以外、小説 今日ですべて一新されました。張り替えながらオビを見て「これおもしろそう!」
みなさんも新着のオビをチェックしてみて下さい。
時間というのは誰にでも平等に与えられるもので、二度と取り返すことのできないもの。そんな大切な時間について、あらためて考える。今日は時の記念日です。
今日は北村薫さんの『時と人シリーズ』からスキップ(新潮社)を紹介します。
北村さんの「スキップ」「ターン」「リセット」 『時と人シリーズ』3部作です。
高校2年生の真理子は、楽しみにしていた運動会が雨で途中中止になり、がっかり。友だちの池ちゃんは言います。「来年があるよ、わたし達まだ二年だもの」
2人のおしゃべりは続きます。10年後はどうしてるかな、どんな人と結婚してるかな、子どもがいるかな。きっと気がつかない程、穏やかな坂を上るように、いつの間にか大人に行きついていくんだろうね。
家に帰り、疲れてついうたた寝をしてしまった真理子は、すっかり眠り込んでしまいます。目を覚まし慌てて起き上がった真理子の目に入ってきたのは、見慣れない部屋や洋服、自分を「お母さん」と呼ぶ女子高生、昭和じゃない平成という時代。
そんな事あり得ない。意を決してのぞいた鏡に映っていたのは、つい数時間前に校舎の鏡で見たのとは違う自分の姿でした。
42歳、高校の国語教師の私。夫と17歳の娘がいる私。でも心は高2の運動会の日のまま。来年はなかった、いつの間にかでもなかった、25年もの時をスキップしてしまったひとりぼっちの真理子。
受け入れられるわけない、でも受け入れて生きていかなくちゃいけない。持ち前の意地っ張りと強くしなやかな17歳の心が、42歳の身体を歩ませていきます。
昨日から高2生は北海道へ修学旅行中ですが、その北海道のむかわ町にある約7,200万年前の地層で発見された、大型の草食恐竜の全身骨格の化石が先週末公開されました。
発見されたのはハドロサウルス科の恐竜。むかわ町で発見された通称「むかわ竜」は、国内最大の恐竜の全身骨格の化石で、全長8メートル、腰までの高さが
3.5メートルだそうです。
最初に発見されたのが2003年、その後北海道大学総合博物館の小林快次准教授ら研究グループによる発掘が行われ、見つかった化石1500点余り。
約10年ほどかけてクリーニング作業を終えた一部の化石からハドロサウルス科の恐竜だと特定しました。
この日本初の恐竜全身骨格発掘の様子をまとめたものがザ・パーフェクト/西村智弘・監修(誠文堂新光社)
他にも日本ではどんな生き物が発見された?どんな国から化石って発見されてる? 世界地図とイラストで楽しめる 世界の恐竜MAP/土屋健(エクスナレッジ) 大阪大学豊中キャンパスでみつかったマチカネワニも掲載されています。
先の小林准教はこのマチカネワニの研究にも携わっていて、完成した標本は、大阪大学総合学術博物館 で見ることが出来ます。こちらも体長7メートル!はるか昔、こんな大きなワニが豊中にいたとは。
本を持ち上げるのは阪大のマスコットキャラクターを務めるマチカネワニのワニ博士
今月17日、学園講堂で三浦雄一郎さんの講演会が開かれます。
プロスキーヤーとして数々の記録を打ち立ててきた三浦さんは、65歳の時、世界最高峰・エベレストへの登頂を目指します。周囲が本気にしないなか、トレーニングを重ね見事70歳でエベレスト初登頂。その後も,75歳、80歳と3度もの登頂に成功します。
なぜ80歳でエベレストを目指せるのか(小学館)
2度の心臓手術やケガを経て、80歳にして3度目のエベレスト挑戦。家族はもちろん大反対。「それなら家出する!」三浦さんをそこまでかり立てるものは?
いくつになって目標があること、夢に向かってチャレンジすること、それが三浦さんの人生哲学。
三浦家のDNA(実業之日本社)
101歳で亡くなるまで頭の中はスキーの事でいっぱいだったという父・敬三さん、モーグルスキーで2度のオリンピック出場を果たした医学博士でもある次男の豪太さん。敬三さんから雄一郎さん、雄一郎さんから豪太さん、受け継いだものがあるとすれば、それは自らの足で立つこと。
三浦家の挑戦スピリットは、いかにして生まれ、育まれ、受け継がれたのか?
他にも、世界最高齢・世界最高峰登頂記 「高く遠い夢ふたたび」(双葉社) 「やめる勇気、やり遂げる心」(PHP研究所)、「生きる力ってなんですか?」(共著・日経BP社)等、著書多数。
三浦雄一郎さん講演会
6月17日(土) 13時半開演 (学園記念講堂)
『80歳のエベレスト挑戦』~夢諦めず、夢高く、夢いつか頂へ~