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今日は、2009(平成21)年度の修了式でした

一昨日の春の嵐とうってかわって、昨日はうららかな日和でした。ところが今日はまた朝から小糠雨が降っています。その雨と暖かい日の繰り返しが、桜のつぼみを徐々にほころばせていきます。
 さて、今日は本年度の修了式でした。各クラブの特別表彰やお世話になった先生方の離任式があり、教室に戻って、最後のクラスでの終礼がありました。
 全てが終わって一旦職員室へと引き揚げ、しばらくして用事があって教室へ戻ってみると、女子が3人残っており、少し話しをしました。
生徒達「考えてみたら、2年生ってすごく早かったですね!」
  私  「修学旅行もついこないだ行ったみたいなのにね。」
生徒達「今、修学旅行に行きたい。あのころはまだクラスが今ほど仲良くなかったから。」
 最後の学級取り扱いの時に、私から生徒達に一つのお願いをしました。それは、「卒業したら2年生のこのクラスの同窓会をやろう!」というものでした。実際に私自身の高校2年生のときのクラスは、3年生の時のクラスよりも頻繁に同窓会をやっていました。ぜひ、この素晴らしいクラスを忘れないために実現してほしいものです。
 仮校舎も今日が最後でした。4月からは新校舎での生活が待っています。お世話になった仮校舎に感謝の意を捧げたいと思います。
 

 春は別れと出会いの季節です。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へと旅だったのも弥生3月でした。その最初の句は「草の戸も 住み替はる代ぞ 雛の家」です。芭蕉が住んでいた草庵には雛を飾る女の子がいる一家が越してきたのでしょう。仮校舎から新校舎へと我々も移っていきます。
 第二句は「行く春や 鳥啼き魚の目は泪」。私もクラスのみんなと別れることに悲しい思いでいっぱいですが、新しい春に向かって進んでいきましょう。