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センター試験まであと3日

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2011_1_12.jpgセンター試験に向けての予想問題演習もいよいよ明日で最後となった。これまで5回(うち2回は冬期講習・自宅課題として),同一形式・同一内容で行い,その結果,時間配分や問題傾向については充分にシミュレーションできたと思う。後は実践するのみだ。
さて,自己採点の結果を覗いてみると,意外に波がある。同一形式,同一内容であるにもかかわらず,だ。どうしてか?

 問題を解答後,解説をしていると,時々,「?」と思う質問が出てくる。それは解法ではなく,問題文の解釈についてだ。よくよく質問内容を訊いていると,自分なりの余計な想像が混じっていることがわかった。そうか,躓きの原因はここか。もっと素直に読めばいいのにと思う。

 我々でもそうだが,平均が60点位の問題にしようと思うと,あまり難しい,すなわち,多くの知識を要求するような問題を並べることはできない。素直に解釈し,問題文に従い記号化することができれば解けるような問題がどうしても多くなる。

 問題文は解法の指示書だ。読めば,こうしなさい,ああしなさいと指示を与えている作成者の声が聞こえる。うそだろう?と思うかもしれないが,本当だ。決して高校生でもできないことではない。ただ,一つひとつの言葉をそのまま受け入れ,素直になればいい。先々想像しないことだ。