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理科冬休みの課題から③

 今日の午前中は高校3年生がセンター試験の自己採点を報告しに登校しています。昨日までは高校2年生の有志が入試補助のために来ていました。中学校舎の方は閑散としていますが,明後日は元気な声が校舎内に広がることでしょう。

 今日も理科のレポートから、優秀な作品を紹介していきます。「解剖は気持ち悪い」と思ったのかどうかは分かりませんが、29名が「チーズ・バター・マヨネーズの作成」を選びました。牛乳や卵などを使って、3つあるいは4つの食品を手作りしてもらい、その結果をまとめてもらうことと、その食品を試食して感想を書いてくることまでが課題になっています。

 実験ですから、まず「目的」が必要です。「冬休みの宿題だから…」というだけではちょっと消極的ですね。たとえば、下のような「目的」を書いて欲しかったと考えています。
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「夏休みの課題で牛乳の構造について調べてみたが、マヨネーズも同じような構造になっているということなので、作ってみたいと思った。」 C組 H.K.

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「日常的に普段、何気なく食べているこの三つの食品がいつもどうやって作られているかを知りたい。実験の中でそれぞれの普段知らない作り方を見てみたいから」 C組 R.S.
やってみると、市販のものとは色がずいぶん違うことに気づいたそうです。

 結果のところに「目的」もあわせて書いてくれた人もいました。
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「よく『マヨネーズはカロリーが高い!』と聞くので、いったいどのくらいの油をつかっているんだろう?と思ったことです。」 D組 S.F.
油をたくさんつかうことに驚いて、少し使う量を減らそうと思ったそうです。