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理科冬休みの課題から⑬

 イカは動物ですから、体内に寄生虫がいます。新鮮な材料を用意してもらいましたし、普段は捨ててしまう内臓を観察してもらいましたから、ほとんどのレポートで寄生虫が報告されました。

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「寄生虫を発見!島根県産の方のイカにいた 辺りをきょろきょろと見わたした後、触角?のある方をくねくねと動かしていた。…」 D組 K.N.

 寄生虫の正体を詳しく調べてくれたレポートもありました。
「ニベリニアの幼虫」
 外見:米粒状で肌色とピンクっぽい肌色。
 寄生する魚:スルメイカ・マダラ・スケソウダラ-人には寄生しない。
 場所:腸や身
 処理法:よく加熱orよく冷凍(時間かかる)死んだのを食べても大丈夫
「アニサキス」
 外見:渦巻き状で(成虫は)2~5cm。幼虫は細長いムニョムニョで半とう明白色。
 寄生する魚:マダラ・スケソウダラ・サケ・サバ・サンマ・ホッケ・メバル・スルメイカなど
 場所:胃
 処理法:60℃以上で1分以上加熱or-20℃で24時間以上冷凍。包丁で切ってもダメ。死んだのを食べても大丈夫 B組 A.U.