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春休みと4月の読書記録

 春休み中の読書記録をようやく取りまとめました。課題は岩波ジュニア新書を中心とするリストから指定図書を2冊,文学作品を3作品以上読むことでした。小説や物語を読むことには慣れているようですが、新書はあまり読んだ経験がないようでしたので、敢えて課題にしてみました。

 結果としては146名の生徒から703冊の読書記録が集まりました。これは一人あたり4.2冊の本を読んだ計算になります。そのうち指定図書は289冊でした。記録が多かったのは、「不都合な真実」40名,「わたしの先生」29名,「地球のなおし方」28名,「ブナの森と生きる」23名,「砂漠化って何だろう」21名などでした。朝コラムで読んでいる枝廣淳子さんの「地球のためにわたしができること」も15名が読んでいました。

 一方、4月の図書貸し出し数は202冊と寂しい結果になりました。新年度で慌ただしい日々を送ったとはいえ、一人あたり1.2冊はかなり少ないと思います。冊数が多いから良いというものではありませんが、中学生としての素養を身につけさせるには読書習慣は欠かせません。活字に親しむ機会を増やすように工夫していきたいと考えています。A.M.