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難関大学対象の研究会に参加しました

 冬季講習の真ん中に3連休が挟まる今年のスケジュールはどうなんでしょうね。一息つけるからいいのか、気持ちを維持しにくいのか。個人懇談を組んでいるクラスもあるので、担任にはあまりゆとりがありません。ゆとりがないと言えば、高3のみなさんもでしょうね。センター試験が14日・15日と最も早く行われるので、ちょっと焦っているかもしれません。でも受験人口が72万2千人と少なくなっており、受験人口を入学定員で割った倍率は1.10と過去最低になっているのですから、諦めずに頑張ってほしいと思います。ちなみに55期生のときは受験人口が73万人とわずかながら増加する予定です。
 さて、高2担任数名で京大・阪大・神戸大入試動向研究会に参加してきました。学部・学科の細かい動向は直接関係しないので割愛するとして、大きな流れとしては理高文低の傾向が強いことと、そんな中でも難関大・準難関大への志向は強まっていることが挙げられます。特に東大・京大志向は強いようです。教科・科目別に実戦模試分析をすると、難関大志望者であっても、基礎の学習が不充分であることが多いようです。私は生物の分科会に参加しましたが、用語を曖昧に覚えていたり、基本的な知識が押さえられていないことが指摘されていました。このあたりは授業の受け方で対応できる部分だと思います。冬休みの過ごし方、何をすべきかを意識して取り組んでください。冬季講習を受講するのは結構ですが、受けたからといって学力が上がるわけではありません。それは塾であっても同じです。目的意識が大切ですよ。