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進路環境DATA

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 進路環境データ2011がリクルートから届きましたので,教室に掲示しました。(F組は数学や化学の補習があったので,明日掲示します。)
 DATA01 高卒者の進路では,大学等進学率が54%で過去最高となったこと,AO・推薦入試での入学者が増加していることなどが挙げられています。
 DATA02 大学・短大では,就職者が大卒は60.8%で前年度の68.3%より低下している厳しい就職状況が読み取れます。大学院進学や専修学校への入学者は15%を超えます。
 DATA03 専門学校では,就職者の割合が74.7%と大卒を上回っています。特に医療、社会福祉,衛生などは80%以上となっています。
 DATA04 雇用と働く人では,企業が求める項目のトップはコミュニケーション能力で,以下,主体性,協調性,チャレンジ精神と続きます。中小企業の求人数が大企業の3倍もあるのに大企業志向が強いことが就職を厳しくしている側面もあるようです。早期に離職する割合は減少傾向にあるものの,大卒の3割が3年以内に辞めています。雇用形態で年収が大きく変わることも大事なポイントですね。25~29歳でモードを比較すると,正規雇用が300~399万なのに対し,派遣は200~249万,アルバイトは100~149万になるようです。
 DATA05 進学費用では国立と私立,理系と文系での初年度納入金の差が出ています。また学費以外に年間数十~百数十万円の年間生活費が必要とのデータも掲載されていました。

 生徒のみなさんに見てもらうために掲示しますが,ご家庭でもご覧になりたい場合はリンクを貼っておきますので,DLしてみてください。→キャリアガイダンス