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環境学習の話

2日目の夕食後のセミナーでは、環境学習について話をしました。
まず、「なぜ、勉強をするの?」という問いかけに、「将来のため。」という返答がありました。みんなは、雲雀丘学園中学から学園高校へ進学し、多くの人が大学に進学します。やがては、みんな、仕事につきます。仕事は、人のために働くこと。つまり、みんなの学習は、人のために、社会のために学力をつけているのです。その話が1つです。
2つめの話。夕食で、鴨鍋(かもなべ)を頂きました。お鍋には何がが入っていましたか。白菜、ねぎ、豆腐、鴨肉にお出汁(だし)、それが水で延ばされています。環境というのは、この鴨鍋が食べられることなんです。この鴨鍋は、日本の自然環境の恵みなんです。みなさんは、環境問題についていろいろ知っていると思います。地球の温暖化、オゾンホール、大気汚染などなど。でも、実感したことがありますか。みんな、感じたことは少ないんじゃないでしょうか。じゃあ、なぜ、感じないのか。遠い国で起きていることだから?そうですね、身近に実感することが無いということですね。つまり、私達の周りの環境が豊かであるということですね。そのため、そうした危機感を感じないでいる。日本の自然環境が豊かであるから、気づかないでいるのです。でも、その日本の自然環境の豊かさにも気づかないでいると、その豊かな環境をなくしていくかもしれません。私達を活かしてくれている日本の自然環境の豊かさを維持していくために、その豊かさを学んで欲しいと思います。「日本の自然環境の豊かさ」について学んで欲しいを思います。