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大学入試を考える(2)

昨日の続きです。推薦入試の選考方法は、次のようなパターンがあります。
①書類審査+面接
②書類審査+小論文+面接
③書類審査+小論文若しくは学力試験
④書類審査+学力試験+面接
⑤書類審査+小論文+学力試験+面接

この5つのパターンの中で、典型的なパターンといえば②「書類審査+小論文+面接」でしょう。推薦入試に限らず、国公立の後期試験でも小論文を課すところが増えています。小論文を克服できれば大学選択の幅も増えることになると思います。今、小論文が確実にいるという人は、そろそろ準備に取り掛かって欲しいと思います。まずは自分で文章を書いてみることから始めてみましょう。小論文は作文ではないので、理論立てて、構成も考えて書けなければ得点には結びつきません。さらに今社会では何が起こっているのか、当然ながら新聞やニュースなどにも目を通すことも忘れないように。客観的に物事を見る力がなければ、自分の意見を主張するのは難しいと思います。また、小論文での受験も考えている人は、過去にどのようなお題が出されているか、自分の志望校ぐらいは調べておいてください。
また、これらの推薦入試では、ここ数年、国公立大ではセンター試験を課す大学・学部が増加傾向にあります。一方で、関西の私立大学では、基礎テストなどの学力試験を課すところが増えています。小論文だけだから、面接だけだからと甘い考えでは受かりません。普段の学習もしっかりこなさなければならないことも十分に考えて、しっかりと対策・計画を立ててほしいと思います。