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大学入試を考える(3)

2.AO入試について
 大学が求める学生像(アドミッションポリシー)と受験生の能力・適性・目的意識などが合っているかどうかを見定めるために、書類審査や時間をかけた面談、面接などを組み合わせた入試をAO入試といいます。早期から長期間型の入試になるケースが多いのが最大の特徴です。
推薦入試と異なり、一定の評定平均値を必要とする大学は少数派であるが、入学者の基礎学力に問題があるケースも見られ、流れとしては「学力試験やセンター試験を課す」、「評定平均値の基準を設ける」、といった形で、志願者の学力把握をしようとする動きがある。
 現浪制限はない所が多いが、入試の性格上「専願者に限る」場合が多い。