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大学入試を考える(5)

3.書類審査
書類審査は、推薦・AO入試の第一関門です。出願資格として調査書の評定平均値などの学力基準が指定されている場合は、それをクリアしていなければ出願することすらできません。
審査は、調査書・推薦書(担任などが作成)・志望理由書(生徒本人が作成)などについて行われます。この中で最も重要な書類が調査書です。この調査書には各教科・科目の学習成果、特別活動の記録などの高校生活の実績が細かく記載されています。大学によって様々だと思いますが、点数化して総合点に加えたり、段階評価して総合判定に利用しているものと考えられます(もちろん参考程度という場合もあり得ますが・・・)。

大きくみると
調査書(評定平均値・学習成績概評)→学力の評価
推薦書・志望理由書→人物の評価
志望理由書→文章力を含めた総合評価
という感じでしょうか。

推薦入試・AO入試では、日常学習の大切さはもちろん、生活面、人物像も重視されていることがわかります。