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文化祭を終えて

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 今日(9月8日)は塾を対象とした説明会が開催されました。122塾から137名の方の出席がありました。昨年より2割ほど塾の出席が増えています。本学園への関心が増えているのだと思います。有難いことです。私はいつも自分の持ち時間をオーバーして皆に迷惑をかけていますので、今日は絶対に10分以内、を決意して挨拶に臨みました。

 冒頭、日本経済新聞の連載小説「琥珀の夢」の本日掲載分を写真にとって皆さんにお見せしました。この小説の主人公は鳥井信治郎、本学園の創立者の一人です。伊集院静さんが執筆されています。このことを紹介しながらまず、本学園の成り立ちを説明しました。あとは鳥井信治郎が唱えた「親孝行(孝道)」と「チャレンジ精神(やってみなはれ!)」に絞って話しました。この後、教頭から学園の取り組み、入試広報部長から来年度の中高の入試の説明が続きます。「琥珀の夢」については稿を変えて皆様に連載の内容もお伝えしたいと考えています。

 さて、文化祭が今週の土日(9月3日~4日)行われました。2日目の、台風による風雨を心配していたのですが、幸運にも雨にたたることなく終えることができました。私が期待していたのは中学二年生の展示でした。昨年は巨大な壁画を校舎に展示し皆を驚かせました。今年は何かと期待していましたが、巨大なバルーンの登場でした。四神(東西南北を守る4つの守護神)を形どった創造物が中央棟の壁面に、校庭にゆらゆらと動いています。まさに壮観。バルーンには扇風機から常に空気が送られています。巨大と言えば中1の一万羽以上の折鶴で作った国旗も見事でした。教室展示も充実し、今年も大いに盛り上がりを見せた講堂での合唱コンクールや各種発表、そして各クラブの活動など、私がパンフレットの挨拶でお願いした「感動と驚き」をいくつもお届けすることができました。生徒の皆さんよくやった。そして運営にあたった生徒会の皆さん、ご苦労様でした。この経験は必ず君たちの将来に、大きな財産となると確信します。

 昨日は1限に高校3年生を対象に来年のセンター試験に向けての説明会がありました。センター試験まであと4か月余り、高3には文化祭の余韻などありません。受験勉強一筋になります。今日は比較的涼しいようですが残暑は厳しい予想が出ています。健康には十分に注意して目標に向かって進んでくれることを願っています。