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羽ばたけ雲雀っ子、天高く

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阪急宝塚線の線路沿いの小道を通学の途中に通りますが、線路と小道に挟まった土手に早咲きの水仙がところどころ、群れになって咲いていました。今週は特に厳しい寒さが予想されていますが、確実に春はやってくることを感じます。

昨日(1月11日)は避難訓練を行いました。早いもので、阪神淡路大震災から22年がたちます。阪神大震災の教訓を忘れないようにと、学園では毎年この時期に避難訓練を行います。8時半に警報が鳴り、一旦は机の下に身の安全を確保したあと、退避が始まります。今年は全学年とも大幅に退避の時間が短くなりました。嬉しいことです。

雲雀丘学園も阪神淡路大震災で大事な生徒を一人、失うという大変つらい経験をしました。新聞記事で、震災で奥様とお子様をなくされた男性の話が出ていました。「最近、歴史の教科書に阪神淡路大震災の記述があることを知った。理屈では理解するが、歴史にしてほしくない」というものでした。私も全くその通りだと思います。災害はいつ起こるともわからない。地震の発生は止めることができないが、被害は最小限に食い止めることはできる。一人ひとりが自分のこととしてとらえ、日頃からしっかりと用心、準備、心構えが大切であることを言いました。

そして今日(1月12日)、センター試験の壮行会が記念講堂でありました。教頭先生、進路指導部長、そして担任の先生方から心のこもった示唆に富んだ話がありました。嫁ぐ娘に前夜、聞かせるような愛情いっぱいの話でした。

私はもうこれ以上言うことはありません。昨年同様、心の限り、声の限り、「フレーフレー雲雀!」のエールを送りました。剣道部から寄せられた「制機先」と書かれた臙脂の手拭いを鉢巻きに、そして鳥をデザインした臙脂のネクタイを結びました。
「羽ばたけ雲雀っ子、天高く」