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平成29年度入学式             第3号

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本日、午前に中学校第65回、午後に高等学校第62回入学式を挙行いたしました。あいにくの雨模様でしたが、学園の桜は見事に美しい花を咲かせてくれました。65期生171名、62期生297名の入学を許可しました。担任からの呼名に対しての返事は力強く、空模様を吹き飛ばす晴れやかなものでした。また、代表による入学生宣誓も、学園生活への希望と期待があふれ、短期間の練習にもかかわらず、立派にやり遂げられました。返事とともに壇上から心強く聞くことができました。3年後、6年後の卒業式での返事では、もっと素晴らしいものになっていることを期待しております。

式辞の中では、中学校では、「命の大切さ」「人とは違いがあり、認め合う」というお話をしました。命の尊さを知り、生きていることへの感謝の気持ちを持ってほしいと思います。また、自分の考えとは違ういろんな人と出会って、違いを知り、認め合ってほしいと話しました。
高等学校では、「多くの体験を積み、感性をさらに高めること」「世界のどこかを支える人間になること」のお話をしました。机上の知識だけでなく体験によって「本当の生きる力」を育んでほしい。たくさんのものをいただいている我々は地球や世の中の人々へお返しする使命があると話しました。
そして、中学校・高等学校共通に「さわやかな挨拶を自らする」というお話をしました。人間教育の基本である挨拶は、雲雀丘学園で最も大切にしているものです。
  挨拶・返事一つに 心の明るさ 暗さが表れます。
  挨拶・返事一つで 意志の強さ 弱さがわかります。
  挨拶・返事一つが 人を温かくも 冷たくもします。
  あなたの挨拶・返事一つが 家族を幸せにします。
  この元気な気持ちは周りの人にも伝わり、家庭も学校も明るくなります。
  みなさんが身につけたさわやかな挨拶は、
  あなたの生涯にわたる大きな大きな財産であり、
  その挨拶が社会全体をよくしていくことにつながります。
ぜひご家庭の中でも、一層の挨拶をしていただきたいと思います。
最後に、愛情、信念、情熱をもって教育活動にあたる教職員の決意を述べ、保護者の皆様からの温かいご支援、ご協力を賜りますようお願いいたしました。

雨天のため、入学生、保護者の皆様の写真撮影が講堂内になってしまいました。たくさんの保護者の皆様のご出席のため、お待たせすることになり申し訳ありませんでしたが、生徒、保護者、教職員の最初の共同作業の写真撮影となりました。ご協力ありがとうございました。

新入生、在校生の皆さん、10日始業式に元気に登校してください。