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ライフデザイン教育        第83号

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中1生に進路指導担当の先生より、ライフデザイン教育についてお話しがありました。
本格的には初めての進路学習だったのかもしれません。先生が「自立とはなにか、将来を見すえて、真剣に考えよう」と話されました。「6年間の生活の中で自分がやりたいことを見つけ、生きる力を養う」ことがライフデザイン教育です。まだまだこれからでスタートラインですが、たくさんの卒業生を見てきた先生の言葉は優しさの中に重みがあります。私たちが聞いていても胸に来るものがあります。中1には「身近な人に仕事のことを聴いてみよう」が課題です。内容はもちろんインタビューの技法やその後のまとめ方などのスキルも高めていきます。
今回は、52期生の先輩がお話しに来てくれました。先輩は大阪大学法学部進学後、大阪大学大学院高等司法研究科(法科大学院)へ進み司法試験に合格されました。国家公務員試験にも合格され、来春からは法務省の総合職に就かれます。
検事になりたいとおもった動機、中高時代に叱られたこと、高校までは叱ってくれるが自分で考えることの重要性、相談や質問する力、目上に人と話せる力など生活面の重要性を語ってくれました。また、今やっている中学生の勉強は社会に出るときの基礎であり、無駄なものは何もないと話してくれました。学校を大切にして、夢を持ち、チャレンジすることの重要性を、わかりやすく語ってくれた先輩の言葉は、生徒の心に響いたことだと思います。
中2は外部講師に来ていただいて進路学習を行っています。テーマは「職業について考える」「仕事に対する思いを読み取ろう」です。
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本校では6か年を通じてライフデザイン教育を行い、大学進学の意味や進学後の職業に関する意識を作っていきます。未知なる未来に向けて自分の可能性を信じて毎日を大切にしてもらいたいと思います。