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6年PC授業(卒業制作)

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 PCの授業では,例年6年2学期から卒業制作を行っています。本年度はScratch(スクラッチ:簡易なビジュアル言語)を用いたプログラミングによる作品作りを行っています。作品作りに先立ち,子どもたちはデジタルカメラで自分たちの写真を撮影します。Scratchではネコのキャラクターがプログラムを実行して行きます。このキャラクターに代えて,自分自身がキャラクターとなりPC内でプログラムを実行するため動き回ります。画像が重いと,プログラムを円滑に実行させる妨げとなります。また,ソフトウェアに適した,ファイル形式の画像を用いることも要求されます。

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 PCに取り込まれた写真は,必要な部分を切り取り、画像サイズを変換し、更にファイルに保存後、Scratchに取り込みます。ファイル形式については2年生で,画像のサイズについては5年生で学習した内容です。6年間で学び身につけた力を組み合わせて作品作りが進んでいきます。
 11月からは線を用いたデザインをプログラミングの手法により描いています。PC上でブロックを組み合わせるプログラミングを行います。プログラミングの基本である「順次実行」「繰り返し」「条件分岐」について学び、論理的思考を育みながら,作品づくりを行っているところです。
(小学校ICT主担 森岡俊勝)