学園ブログ

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IT時代を生き抜く

2018年12月12日

IT手話

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 個人的なことですが今年65歳となりました。人生100年時代ということですから、あと35年=3万時間もあるつもりでこれからの人生設計を考えなくてはなりません。雲雀丘学園に来て早8年が経とうとしていますが、私の40数年の仕事人生のなかで年数以上にたいへん大きな経験でした。この8年間はそれまでの30数年の会社勤務の経験値をゼロに戻して再出発したようなものでしたが、本当に学園の仲間や子どもたちとの生活は新鮮で目の覚めるようなことの連続でした。そして今また次の人生の第3ラウンドを目の前にしてどのような選択をしようかと考えるときに至っています。

 幸せなことに東京オリンピック・大阪万博というビッグチャンスが巡ってきました。何かお役に立ちたいなと漠然と思っているうちに東京オリンピックのボランティア募集は定員の2倍を超えて終了したようです。大阪万博は地元です。開催するからには人類のさまざまな課題の解決につながるような大成功を収めるようにと祈っています。そして自分は何をやるかですが、手話を勉強して万博に来られた世界の方々を案内できるようになりたいと思っています。ところが困ったことに手話は万国共通じゃないらしいのです。日本語の手話は日本でだけ通用するだけでなく、地方によっても違うそうです。国や地域によって文化も風習も違うわけでこのようなことになるらしいのです。しかし手話がインフォメーション・テクノロジーとして進化し、言語・国・文化を超えて使える万国共通のものになれば素晴らしいことですね。ウエアラブル自動手話翻訳機みたいなものができないでしょうか。夢のようなことはさて置き、来年は日本語の(関西弁の)手話の勉強にとりかかります。これを私の次の人生のチャレンジ目標第1ステップとします。

(雲雀丘学園幼稚園長 平尾聡)