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親孝行・やってみなはれ
2020年01月10日
「私を『私』にしてくれたのは」
先日、小学2年生の姪が国語の教科書の本読みをしている動画を見ました。『かさこじぞう』を読む姪を見て、忘れていた記憶が蘇ってきました。それは私が小学生のとき、母が作ってくれた手作りの教科書カバーです。きれいな包装紙を買ってきて教科書に合わせてカットし、丁寧に包んで透明のビニールカバーをかけて…。私は国語の本読みが大好きな小学生でした。
高校の数学教師だった父は「得意なことを伸ばしなさい」とずっと言い続けてくれました。運動が苦手、数字が苦手。そんな私の「苦手」は、結果ではなく過程を面白がって見ていてくれました。今もそれらは苦手なままですが、いろんな人に助けられて、故郷から遠く離れた地でなんとかこうして生きています。
私の故郷、今も両親が暮らす青森県弘前市は、今年は雪が少なく大変過ごしやすいとのこと。
「雪どんだ?」心配するよにLINEする
自分の元気を知ってほしくて
(中学校・高等学校 高1学級担任 国語科 放送部顧問 吉村 里香)