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親孝行・やってみなはれ
2022年02月18日
やってみなはれ精神
私は、この学園で幼稚園から高校までお世話になり、今こうして幼稚園教諭として２年前、園長に就任いたしました。自身が通っていた頃の園舎はなく、唯一「かいじゅう公園」が昔の面影を残しています。ただ、昔いたサワガニやモリアオガエルは影も形もなく、近所の公園のように整地され名前だけが受け継がれている状況でした。ずっと、「できたらいいな」と頭の隅で思っていた「園庭改造」。こんな時代だからこそ、子ども自身が遊びこめる場所を提供したいとの思いは日増しに強くなりました。でも、一人では実現出来ませんし、お金も労力もかかります。そんな迷いを払拭してくれたのが前園長であり、教職員であり、サポートしてくださる人たちでした。そして、令和元年に「かいじゅう公園プロジェクト」を発足しビオトープを園児・保護者の力をお借りして作り上げ今に至ります。ビオトープが出来たことで子どもたちは目を輝かせて川を覗き込み、生き物探しに夢中な姿を見ると、やってよかった！と心底思います。願えば叶う！何事も。は正にこのこと。やってみなはれ精神！でこれからも子どもたちの笑顔のために更なる企画に取り組んでいきたいと思っています。
（雲雀丘学園幼稚園 園長 大冨 亜紀）