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親孝行・やってみなはれ
2023年07月07日
受け継がれる親孝行の思い
「親孝行」という言葉を考えたときに私がぱっと頭に浮かんだのは、母と祖母のことです。
私が小さい頃、母はよく祖母の話をしていて、他愛もない事ですが、スーパーによると、「あっ、おばあちゃんの好きな柿やね」と話し、秋になると「おばあちゃん、コスモスの花好きなんよ」と母はよく祖母のことを話していました。小さいながらに母が祖母のことをすごく大切に思っていることが分かりました。
プレゼントを贈ったり、何かをしてあげることも大事な親孝行の一つだけれど、何よりも“親のことを思う”ということが大切なのかもしれません。
私は今、母に頼ってばかりの毎日を過ごし、ただただ感謝でしかありません。母と話すことで気持ちが落ち着き、また前を向いて歩けます。
小さい頃から私の道しるべとなってくれた母のことを、また、私も自分の子どもに伝えていき、自然に親を思う温かい気持ちが受け継がれていく事を願います。
（雲雀丘学園中山台幼稚園 年少担任 清長 有沙）