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親孝行・やってみなはれ
2023年09月08日
親子の時間
教員として働き始めて子どもたちや保護者の方と関わるようになり、親が子を思う気持ちが少し分かったような気がします。部活や勉強を頑張っているか、誰と仲良くして過ごしているのか、きっと私の両親も気になることはたくさんあったのだと思います。中高生のときは、朝練に間に合うように6年間毎日母と父が弁当を作ってくれ、部活の大会や本番は必ず見に来てくれました。応援してくれていた両親に対して、私は学校の様子を聞かれても「普通」や「別に」などの素っ気ない返事をしてきたことを今になって少し後悔しています。
そんな私が雲雀丘学園で働くことになり、親孝行について考えるようになりました。親孝行の日に生徒たちが保護者の方へ素直に感謝の気持ちを伝える姿を見て、私もそういう風に気持ちを伝えたいと思うようになりました。親が子と過ごせる時間は約8年で、高校卒業時にはそのうちの約7割を終えてしまうという記事を見たことがあります。今まで言ってこなかった分も含めて、残された時間で家族の笑顔がたくさん見られるよう、親孝行をしていきます。
(雲雀丘学園中学校・高等学校 中1担任 数学科 住 果菜子)