
学園ブログ

- ホーム
- 親孝行・やってみなはれ
親孝行・やってみなはれ

2023年12月22日
私と私の母と父
私の英語との出会いは、小学校6年生の時に母が私に英語を教えてくれたことでした。当時は、小学校での英語教育はなく、中学校から習う教科でした。会話しながら習う中で、時折私のことをほめてくれたことを今でも覚えています。今英語教師をしているのは、きっと母がこのとき教えてくれたからだと思い、今でも感謝しています。
私の父は若くして亡くなりました。数学の高校教師をしていた父でしたが、普段から無口で、会話する時はいつも私から話しかけていました。父との思い出はそこまで多くはなく、もっと親孝行できていれば、と今でも悔やんでいます。亡くなる前に孫の顔を見せることができたことが最大の親孝行だったと感じています。
実家には盆と正月の年2回帰ることにしており、母に孫の顔を見せるととても嬉しそうにしています。父に親孝行できなかった分、母に親孝行することが、私にできる父への恩返しなのかなと考えています。今後も出来る限り節目に里帰りし、両親への親孝行を続けていきたいと考えています。
(雲雀丘学園中学校・高等学校 生徒部 外国語科 田中 剛)