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親孝行・やってみなはれ
2024年04月26日
一つの親不孝
父が昨年の１２月１４日に亡くなりました。昨年の夏ごろからずっと入院しており，もしかしたら正月には一度自宅に帰れるかもという状態だったのですが，容態が悪化しました。朝，学校に着いた頃に病院から電話があり，とにかく早く来てくれという内容でした。これまで何度かそういうことがあり，今回も大丈夫かなと思いましたが，その日の準備だけ済まして，病院へ向かいました。師走で道路は渋滞し，病院に着くまでとにかく時間が長く感じられたことを覚えています。結果的には，間に合わず「親の死に目」に立ち会うことはできませんでした。最後に会話したのが1ヶ月前。「お前，体調とか大丈夫か。」自分の状況よりいつも私のことを気にしてくれる父でした。それだけに今回の失態はひどく悔やまれます。最大の親不孝をしてしまったなと今でも後悔の念は消えませんね。
残された母は気丈ですが，父の分まで寄り添っていこうと思っています。
（雲雀丘学園小学校 ５年担任 北井 泰司）