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2014年12月27日

「職業人に学ぶ」感想 ~放射線技師~

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放射線技師 (神戸赤十字病院) 小川 宗久 様

(生徒の感想)
『放射線技師は、放射線を扱うだけの仕事と思っていましたが、様々なことをする仕事だと知り、驚きました。放射線技師は専門性があって読影を頼まれる事も多いということから、色々な診療科とのつきあいがあって色んな事を学べる利点があると知り、奥深い仕事だと思いました。
一つ一つの医療を詳しく写真などを用いて説明して頂いたので、とても分かりやすく頭に入ってきました。自分が医療について知らない事がたくさんあるということを改めて感じ、今後少しでも医療について知っていこうと思いました。』(男子)

『放射線技師の仕事は全然知らなかったが、思っていたよりもたくさんあり、X腺によるガン治療には特に興味が湧いた。以前、ドラマで見たことのある“DMAT”を実際に仕事とされていて、「すごいな。」と思った。DMATや救急だけでなく、“医師”にはどんな状況におかれても冷静に正確に判断できる力が必要だということを改めて感じました。現在、医療において注目されているチーム医療に自分も将来貢献できる人になりたいという思いが強まり、そのためにももっと体力をつけて、たくさん勉強して、勉強だけでなく、人間性も磨いていきたいと思います。』(女子)

2014年12月25日

「職業人に学ぶ」感想 ~医療機器の開発・生産~

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医療機器の開発・生産(シスメックス株式会社)  / 朝倉 義裕様

(生徒の感想)
・「自分で選んだ道なら後悔しない。」という言葉を改めて考えました。今、自分が進もうとしている道は本当に自分が望む道なのか、他人に言われてなんとなく決めてしまった道ではないのか、その道に進んで自分は後悔しないのか、と問われているようで、講義を聞いて、自分に疑問を持つようになりました。「後悔していません。」と語る朝倉先生の姿は仕事に就けて良かった!と言っているようで、私もアドバイスする立場になったとき先生のように「後悔はありません!」と言い切れるような人になりたい!ととても思いました。(女子)

・医療機器といっても、「物理」「生物」「化学」「英語」など必要とされる知識や必要とされる能力はたくさんあると思った。また、自分の夢から将来への道へとつなげるクイックワークや、会社の部署の異動があるため、一つのことだけをするのでは行き詰まると思うし、色々なことに興味を持って勉強していく必要があると思った。そして、「英語」はどのような職種でも必要だと改めて理解した。(男子)

2014年12月24日

「職業人に学ぶ」感想 ~生物有機科学研究所 研究員~

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生物有機科学研究所 研究員(サントリー生物有機科学研究所) / 佐竹 炎 様

(生徒の感想)
・研究職はなるまでにも時間がかかり,なってからも一つ一つのことに時間がかかる大変な仕事だと思いました。しかし,自分の努力次第でできる研究も増え,未来のために役立てられる,とてもやりがいのある仕事だとも思いました。また,自分の意志で好きな研究ができ,仲間とともに結果を出していけるということも魅力的だと思いました。佐竹さんが行っていた実験は難しく,どのような実験を重ねてきたのか詳しくは分かりませんでしたが,確かな実績を出して,社会に認められている佐竹さんがすごいと思いました。研究と一概に言っても,様々な研究の種類があり,期限や理由,目的などもそれに応じてたくさんあるということを知りました。佐竹さんは,研究の意義を人類の未来の幸福(安全,安心)のための基盤作りとおっしゃっていましたが,その目的はとてもすばらしく,その実現のために楽しみながら着実に前へ進んでいるのがとてもすごいと思いました。来年から文系に進む予定の私ですが,また機会があれば研究職についてもっと知りたいと思いました。(女子)

・研究者という職業についてのイメージががらりと変わった気がする。そもそも研究の種類には2種類あって,社会に役立つことよりも個人的な意志による研究スタイルがあるというのは,なかなか面白いと思った。講座では「研究者とは」という説明以外にも,論文の書き方や研究者としての心構えとは何かということも教わった。論文を書くためには英語が必要で,研究者に関わらず理系に進むと論文を書く機会はあると思うので,英語は重要だと改めてわかった。 研究者はもちろん色んな研究をする職業であるから,集中力や忍耐力も必要だと思う。また一人ではなくチームで研究をする場合が多いと聞いたので,コミュニケーション力も必要だと思った。(男子)

2014年12月20日

国公立大学 AO.推薦入試 6名 合格(12/24現在)

12月24日(水)現在の、国公立大学のAO入試、及び推薦入試の結果を報告します。
現在、6名の生徒が合格しました。昨年までは、この時期の最高が5名でしたから、過去最高です。
鳥取大学(農学部)、新潟大学(農学部)、兵庫県立大学(看護学部)、大阪府立大学 地域保健学域 (看護 、教育福祉)、大阪市立大学(理学部) に それぞれ1名ずつが合格しました。
おめでとうございます。何度も悩みながら書き直した志望理由書、緊張しながら受けた面接練習など、苦労した結果の栄誉だと思います。
一次試験は合格しているが、センター試験の結果で合否が決まる生徒もいます。
また、残念ながら、AO入試や推薦では合格できなかった数名の生徒の皆さんも、これからが本番です。
本日届いた大学入試センターの願書を見て、気持ちも引き締まったと思います。
期末考査後に始まったセンター試験対策を通じて、弱点を見つけてつぶしていきながら、力をつけていきましょう。
合格を勝ち取った生徒の皆さんも、高校3年生であることを忘れず、大学で学び続けるための土台をしっかりつくるべく、学友達と共により真摯に学習し続けてください。
学び続けることによって、より高き人格者へと成長するために。


2014年12月19日

「職業人に学ぶ」感想 ~電気通信機器の設計・開発~

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電気通信機器の設計・開発 第2回宇宙ベンチャー大賞受賞(株式会社 大日電子 代表取締役) / 杦本 日出夫様

(生徒の感想)
・人工衛星「まいど1号」の開発に携わった会社の社長さんのお話を聞けて  良かったです。初めは無理だと言われていたけれど、熱意をもって励むことで成功することができたというのは素晴らしいことで、見習うべきところがたくさんあるなと思いました。また一度の成功に満足せずに次の目標を掲げて取り組む姿勢に感動しました。人工衛星の打ち上げに成功するような会社は、優れた技術を持っているものもありますが、何より挨拶、身だしなみ、掃除を徹底しているというのを聞いて納得しました。杦本さんがおっしゃっていた心の3K(感謝、気遣い、謙虚さ)を大事にしていきたいと思います。(男子)

・ロケット1つを完成させるためには、1万分の1ミリの精度にまで作らないといけないということには驚かされました。また、日本の技術は世界中から  注目される素晴らしいものだということを痛感しました。また、会社においては、社員1人ひとりの意識が大切だと思いました。挨拶の大切さも実感しました。会社においても、学校と同じように「掃除」というものは大事なことなのだと思いました。小さなことが大切だと感じました。(男子)

2014年12月18日

「職業人に学ぶ」感想 ~グラフィックデザイナー~

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グラフィックデザイナー、大学講師(ヨン・クリエイティブ・スタジオ)(美大非常勤講師) / 西谷  誠様

(生徒の感想)
・暗いところでは青が映えて、赤が沈むというのにとても驚きました。また、いろんな色を使うと印象に残りにくい、でも年代に合わせてたくさん色を使ったりもする、などその場や時、状況や見る対象の人などに合うようなデザインが考えられているのだなぁと思いました。デザインとは発信者から受信者への情報を伝える手段であるので、日常には様々なデザインがあふれていると聞いて、わくわくしました。(女子)

・デザイナーの仕事に資格がいらないことに驚きました。デザインの種類があることを知って自分は視覚デザインが向いているのではないかと思った。西谷さんは中3でもうデザイナーになることを決めていたそうです。小学生の時からそういうのが好きだったそうです。先生をするつもりはなかったそうです。僕は特にこの仕事に興味があったわけでもないのですが、西谷さんのお話を聞いておもしろそうだと思いました。デザイン関係のお仕事もいいかも知れないと思いました。(男子)

2014年12月17日

「職業人に学ぶ」感想 ~弁護士~

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弁護士(大阪シティ法律事務所) / 松岡  直樹様

(生徒の感想)
・ドラマでよく見る職業なのでてっきり自分はある程度弁護士という職業について知っていると思っていましたが,今日話を聞いて自分が全然知らなかったことを知りました。まず,弁護士は一件の仕事に打ち込むと勘違いしてましたが,常時何十件,多い人では何百件の仕事を全力でおろそかにせずこなすのは相当大変だろうなと思いました。依頼者が喜んでくれるやりがいを感じ,頑張ってらっしゃると聞いて弁護士という職業はタフな体,心,そして人を思う優しさがある人じゃないとなれないのかもなぁと思いました。(女子)

・将来,司法関係の職業につきたいと考えているので,とても参考になりました。また,松岡先生の話を聞くのは2度目でしたが前回聞けなかったことや前回少ししか聞けなかったことも,とても深く話してくださってよかったです。弁護士という職業は主に刑事事件,民事事件などのもめごとを解決するものだと思っていましたが,本当は財産の管理や講演,弁護士会などの社会奉仕なども行っていると分かり感心しました。職業としての弁護士だけでなく,バッチのことや,制度などについても話してくださり楽しく話を聞けました。弁護士,検察官,裁判官の人口や,その推移についての話がとても興味深かったです。それに検察官の人口はあまり増えていなくても,司法関係で女性が増えているということが嬉しかったです。自分の進路にも大きく関わることなので,もっと深く知ろうと思いました。(女子)

2014年12月16日

「Academic Summer in 森ノ宮医療大学」 感想

高校1年 「一貫」 男子
★参加して良かったことはなんですか。
参加理由である。学校では習わないような専門的なことを学びたい、というものが叶えられ、しかも、自分の思っていたよりもより深くまで教えさせていただいたということが一番参加してよかったと思う点です。また,在校生の方々勉強への取り組み方や今までの経験などのお話が聞けてこれからの進路を考える上での励みになったと思います。

★この体験はあなたの進路を考える参考になりましたか。
ずっと獣医学系にしかいっていなかった目が理学や鍼灸の方もいいな、と思えました。


高校1年 「一貫」 女子
★参加して良かったことはなんですか。
実際に使う鍼を打つ練習や,お灸を燃やすと何度になるかを調べたり,普段は出来ないことを実習でできたことです。今まで見たことがなかった機械も使って,大学で行っていることができて大学のイメージを具体的にすることができました。また,私は今まで人前で発表することがあまりなかったので,研究発表会はとても良い経験になりました。知らない方々しかも大学の先生方ばかりの前での発表で,とても緊張しましたが,こうすればもっと良かったかもしれない,次に発表するときはこうしようと老考えることができました。

★この体験はあなたの進路を考える参考になりましたか。
大学ではあることについて深く学ぶということを実感できました。私は医療に関わりたいとは思っていますが,それ以外は何も決めていません。自分が何について深く学びたいのか考える良いきっかけになりました。

★このプログラムの改良点があれば書いてください。
もう少し発表する準備が欲しかったです。

2014年12月15日

「職業人に学ぶ」を行いました

12月13日土曜日、高校1年生対象に「職業人に学ぶ」を行いました。下記の15名の職業人の方に本校にお越しいただき、お仕事内容についてお話していただきました。

・弁護士(大阪シティ法律事務所)
・公認会計士(伊藤公認会計士事務所)
・グラフィックデザイナー、大学講師(ヨン・クリエイティブ・スタジオ)
・電気通信機器の設計・開発(株式会社 大日電子)
・医療機器の開発・生産(シスメックス株式会社)
・防衛省 自衛隊隊員(自衛隊)
・公務員(箕面市役所 環境)
・医師(宝塚第一病院)
・管理栄養士(宝塚第一病院)
・放射線技師(神戸赤十字病院)
・建築設計(京都建築大学校)
・出版関係(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)
・生物有機科学研究所 研究員(財団法人サントリー生命科学財団)
・航空関係(日本航空大学校)
・幼稚園教諭(雲雀丘学園幼稚園)

生徒たちの感想は、後日掲載したいと思います。ご協力ありがとうございました。

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「Academic Summer in 鳥取大学」 感想5

1年一貫 女子
参加して良かったことは次の3点です。世の中には様々なことを学ぶところがあると知れたこと。卒業生と話すことで、リアルな大学生活、一人暮らしの良いところ、悪いところをそれぞれ感じられたこと。時間は少なかったけれど自分の作品を完成させて達成感が得られたこと。

2014年12月13日

「Academic Summer in 鳥取大学」 感想4

2年選抜特進 女子
今回、実験をさせていただいて、私は早く大学生になって研究をしたいと思うようになりました。私はもともと食品分析に興味があり、このプログラムに応募したのですが、想像以上に面白く、大変だと感じることもありましたが、とても楽しかったです。水銀についてもいろいろ知ることができ、終わった後は満足感でいっぱいでした。実験をする際、コンタミネーション(試料汚染)を防ぐことが一番大変なのだと知りました。研究室ではたくさんの学生が一人、またはグループで研究しており、その学生さんの近くで体験できたことはとても刺激を受けました。今の勉強にも向上心の意欲がわきました。

2014年12月12日

「Academic Summer in 鳥取大学」 感想3

1年特進 男子
今回アカデミックサマーに参加してとても貴重な体験をしたと思います。アカデミックサマーに行く前に出された課題で髪を採取しているとき、こんなものが何の役に立つのだろうかととても不思議に思っていました。そしてアンケートの方ではよく飲むお酒や、よく食べる魚を聞かれて、正直気味が悪かったです。研究室に着いて実験の内容について聞いたとき、髪を採取した意味がわかりました。髪の水銀濃度を調べ、その高さによってその人が普段飲んでいる、食べているお酒や魚の種類がわかるそうです。1日目は食品の種類によってなぜ水銀濃度が違うのかという勉強をし、実験での鉄則「コンタミ防止」の意味を教えてもらいました。実験ではバイアルというケースに髪の毛を入れて硝酸を3ml入れる作業と、野菜をオーブンに入れて水分を飛ばす作業をしました。最初の作業では、髪の毛をバイアルにできるだけでないように入れるのと、硝酸をマクロピペットという器具で入れるとき、マイクロピペットの上の部分を押すスピードで入る量が0.1mlも変わるのでとても扱いが難しかったです。オーブンに入れる作業は簡単でした。アカデミックサマーに参加して、普段できないことができて、優しい大学生の人たちがいて、行ってとてもよかったと思いました。2年生になったら当たらないとは思うけれど、こんな貴重な体験ができるのならまた行きたいと思いました。

2014年12月11日

「Academic Summer in 鳥取大学」 感想2

2年選抜特進 女子
今まで薬学部ばかり見てきたせいで、身体について学ぶ学部はどのようなものがあるのかまったくわかっていなかったので、とても良い機会になりました。私としては、動物たちの治療を見るよりも血液検査などの方が楽しかったので臨床検査技師の選択も増え、これから真剣に進路を考えることができそうです。プレゼンテーションは自分が理解しきれていなかったところを再度理解する良い機会になりました。

2014年12月10日

「Academic Summer in 鳥取大学」 感想1

1年特進 男子
大学内での生活を見られて、とても貴重な体験をさせていただきました。研究体験で大学の先輩方に優しく、わかりやすく、そして興味をひきつける話し方をしていただき、自分も大学生になるまでの1つの課題になりました。また、乾燥地研究センターでは、昔の砂漠での農業の難しさ、特に水やりが何キロも先の井戸に水をくみに行き、作物にあげるとすぐになくなってしまって、またくみに行くことの繰り返しで、話を聞いているだけでもしんどくなりそうでした。しかし、今はそんなことをしなくてもスプリンクラーを引けば持続的に水やりをできるようになったことはとてもすごいと感じました。もし僕が鳥取大学に入学したら、乾燥地での作物の研究をしたいという思いが強くなりました。

2014年12月06日

小論文指導を行っています

私立大学の指定校推薦、私立・国公立大学のAO入試、公募制推薦などに対応するために、志望理由書、面接、小論文指導を一人ひとり丁寧に対応しています。

小論文は、読み手がすぐに納得するように論述しなければなりません。何度も書き直して練習する必要があります。初めて書いた小論文は、やはり自分の根拠のない偏った意見であったり、知識不足から論述が足りなかったりします。このような論述が弱い部分に赤ペンで先生が指導をします。結論までの導きが弱い部分などに、「なぜこのような結論に達したのか」細かく添削します。先生の指導を受けて何度も何度も書き直していくと、回数を重ねるごとに内容の深い論述に仕上がっていきます。

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写真は、今年新潟大学 農学部の合格を勝ち取った高校3年生の小論文添削です。

2014年12月04日

防衛医科大学 医学科一次試験合格発表の結果

昨日、12月3日に、防衛医科大学校 医学科 の一次試験合格発表がありました。
本校は、現役1名、一浪生2名が合格しました。
私が進路指導部長になってから、防衛医科大学校 医学科の一次試験に毎年1名ずつは合格していましたが、複数の生徒が合格することができていませんでした。
今年は、その壁を破ってくれました。現役生は10名受験しました。残念ながら1名しか合格できなかったのですが、不合格になった生徒達は、どこが悪かったかを反省し、これから国公立大学受験に向けてしっかり準備していってほしいと思います。
 防衛医科大学校 看護学科一次合格6名、医学科3名、防衛医大学校 人文16名、理工31名の計47名 が一次合格を果たしました。 雲雀丘学園始まって以来の快挙です。おめでとう。
嬉しいことですが、二次試験がありますし、これからが受験本番を迎えます。
 いい意味で、これを機に元気が出ればと思いますし、残念ながら不合格だった生徒の皆さんは、落ち込むことなく、しかし現状をしっかり受け止め、1日1日を真剣に、緊張感を持って学びに向かっていってほしいと思います。
これからが、正念場です。一緒に、学び、成長していきましょう。