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2017年04月28日

ひばりの図書室4月号を配布しました

  本日、ひばりの図書室4月号を配布しました。
 新入生はもうしばらく仮の学生証で貸出を行います。

 新着図書には、新学期が始まり一カ月、そろそろちょっとくたびれてきたのでは? 5分でできるプチ・ストレス解消法 や 「がっかりしてもいい」」自分のがっかり加減を受け入れることができればちょっと楽になれるかも、中島たい子さんのがっかり行進曲 など紹介しています。

 ぜひ休み前に本をかりて下さい。連休中の家読(うちどく) お勧めします!
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            イラストは高3E多田さんの作品です。    

2017年04月25日

サン・ジョルディの日

 『サン・ジョルディの日』って知っていますか。
 4月23日、親子や友だちなど親しい人に気持ちをこめて、本や花を贈り合うスペインのカタルーニャ地方伝統の日です。一般的に男性から女性に花を、女性から男性に本を贈る習慣があるそうです。

 サン・ジョルディ[Sant Jordi]は、中世からカタルーニャ地方の守護聖人として、地域の人々に親しまれてきた騎士の名前。彼が退治した龍の血が流れた地面から1輪の赤いバラが咲いたという伝説があることから花を、そのサン・ジョルディの命日4月23日がスペインの文豪ミゲル・セルバンテスの命日であることから本を、それぞれ贈りあうことになったのだそうです。

 「サン・ジョルディの日」はユネスコによって1995年「世界本の日」に制定され、日本でも2001年から「子ども読書の日」に制定しています。
 日本ではまだ知名度は低いですが、ある大型書店では今年、本の購入時に「サン・ジョルディの日」に合わせたバラと本にまつわるオリジナル作品を印字したレシートをプレゼントするイベント『レシート小説』なども行われました。

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セルバンデスはあの『ドン・キホーテ』の著者。そしてこの日はシェイクスピアの命日でもあります。

2017年04月20日

中1生へのおすすめ本コーナー

 先日の中1生へのプチ・オリエンテーションで配布した「ひばりの図書室からのおすすめ図書」のコーナーをつくりました。ここでは、実際に先輩たちが中学生の時に読んでいた本、人気のあった本を中心に紹介しています。
 リスト以外にも、中学生にも読めそうな新書なども並べてみました。実際に手に取って『味見』してみて下さい。もちろん中1生以外の人達も!

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 今週に入り、たくさんの新入生が図書室を利用し始めてくれています。
ちなみに。中1生を見てみると、A組:92冊、B組:90冊、C組:41冊、D組:101冊 です。(本日返却すみ冊数)

2017年04月18日

2017年・本屋大賞が決定

 全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 「2017年本屋大賞」が発表されました。ノミネート10作品はすべて所蔵していますが、ただいますべて貸出中。予約を受け付けています。

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 1位は恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』 直木賞に続き、本屋大賞グランプリにも
輝きました。すでに ここ やここで、2位の森絵都さんの『みかづき』も図書だよりで紹介したので、今回は3位の罪の声/塩田武士(講談社)を。

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   1980年代半ば関西で起きた企業恐喝「グリコ・森永
  事件」は、社長の誘拐、店頭のお菓子への毒物混入、
  子どもの声を使った身代金取引の電話、「かい人21
  面相」と名乗った挑戦状など、今も多くが謎のままの
  未解決事件。
   この作品は、その昭和史に残る大事件をモデルにした
  物語です。
   ある日、父親の遺品のなかにカセットテープとノートを
  見つけた曽根俊也。ノートには英文が書かれ、そこに製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字をみつけます。そして再生したテープには、幼い頃の自分の声が残っていました。
 それは31年前に起こり未解決のままの「ギン萬事件」で使われ、マスコミでも話題になった恐喝テープとまったく同じものだったのです。

 一方、新聞社の企画で「ギン萬事件」の取材をすることになった新聞記者も事件を調査しはじめます。2人は独自に事件を調べ続け、それぞれ浮かび上がる真相を手に事件の全貌を探っていきます。
 

2017年04月12日

中1生へのプチ・オリエンテーション

 昨日、5.6限目を利用して、中1生たちへ図書室のプチオリエンテーションをさせてもらいました。一クラス20分程、図書室の使い方はもちろん、本の話などもしたいけれど、せっかくなので本もかりて欲しい。
 最初のクラスの最初の質問に 「このなかで本が好きな人」 と尋ねると、なんと全員の手があがりました。おお!うれしい。

 前半に話をした後、「では実際に書架へどうぞ、貸出希望の人は手続きもしますよー」と声をかけた途端、一斉に書架へ。カウンターは長蛇の列。全く時間が足りず、その後のクラスは説明は必要最低限。すぐに書架へ行ってもらいました。

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 図書室の本は、日本全国共通で『日本十進分類法』という規則に従って分類されています。この表(左)は、図書室に張ってあるので参考にして下さい。

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 結果、この時間だけで、191冊の本が貸出されました。平均すると一人1冊はかりたことになります。今年の中1生は本好きが多いのかな。楽しみです。

2017年04月10日

新学期スタート

 今日は始業式、いよいよ、新学期のスタートです。さっそくやってき来てくれた新入生もいました。プレオープンも最終回。

 文学作品の文庫本は著者名の50音順に入口右手の棚に並んでいます。
その他の単行本は本の内容毎に分類してそれぞれの棚に。
新書は別置して同じように分類毎に並べています(右)、背表紙にカラーシールを貼っているので目安にして下さい。
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 単行本の文学作品は奥の書架に著者名の50音順で配架。
英語で書かれた本もあります。サザエさんやピーターラビット、星の王子さま、ハリー・ポッターや村上春樹(右)などなど。
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 奥の窓際から3列、個別の自習机が11席あります(左) 使用時にはカウンターで登録手続きが必要です。中央の大机は読書に、自習に、自由にどうぞ。
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 駆け足での説明でしたが、図書室は様々な本、様々な活用法があります。
みなさんをサポートする司書もいます(私です!) どんどん利用してくださいね。

2017年04月08日

ご入学おめでとうございます 

 新入生のみなさん ご入学おめでとうございます。
今年は学園内の桜も少し開花が遅く、今日の雨も桜流しにはならず、週明けも見ることが出来そうですね。

 図書室も来週から開室です。プレオープンをつづけましょう。

 貸出はこちらのカウンターで行います。図書委員になったら昼休みや放課後に週1回カウンター当番があり、ここで本の貸出返却業務を担当してもらいます。
 図書室内の蔵書検索の端末が2台。自由に使えます。

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 カウンター脇にはマンガコーナー。宝塚ゆかりの漫画家・手塚治虫さんの作品や、三国志などの歴史、古典文学作品のマンガが並んでいます。

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 カウンター前のベンチで雑誌や写真集を眺める人も多いです。ベンチ脇の棚には小さな写真集を集めています。世界の飛行場や駅、民族衣装、変わったトイレ、などちょっと楽しい写真集がいろいろ。

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 特集コーナ―もあります。このブログで紹介した本(右)や、その時々にあったテーマで本を紹介しています(左) 来週からは「先輩はこんな本を読んだ!」で新入生向けの特集を始めます。
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2017年04月07日

入学前のプレオープン

 新年度が始まりました。明日はいよいよ入学式です。
その前に新入生の皆さんに向けてプレオープン。図書室を紹介します。

 図書室があるのは中央棟4階。
入口の両脇には、新しく到着した本を紹介しています。小説、小説以外、新書のジャンルに分けて、それぞれの本に巻かれていたオビを掲示中。

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 新着図書をチェックしたら扉の中へ。ちなみに、閉室時に本の返却をする場合はこちらのブックポストに返却してください。

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 入口を入るとまず新着図書、それから映画やドラマなど映像化された作品の原作コーナーがあります。最近は映像化される作品も多く、人気のコーナーです。
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 精霊の守り人シリーズ/上橋菜穂子、この世界の片隅で/こうの史代、貴族探偵/麻耶雄嵩、NHK連続ドラマ「べっぴんさん」関連本、先月の人権映画会で上映された手紙/東野圭吾、などが並んでいます。
 さあ、どんどん中へ。