部活動
高校サッカー部 新人戦第4戦 VS市西宮!
2018/12/02
2018年度兵庫県高等学校サッカー新人大会阪神支部予選のEリーグ第4節VS市立西宮戦を12月1日(土)12:30キックオフで県立伊丹高校グラウンドで行いました。
雲雀丘 1 - 2 市西宮
予選リーグ突破に向けて勝つしかない試合、しかも相手はこの秋の選手権で県ベスト4の市西宮ということもあり、自分たちの持てる力を出し切るだけでした。前半15分すぎまではスコアは動きませんでしたが、徐々にセカンドボールが拾えなくなり、市西宮にサイドを起点に揺さぶられ始めます。
先制点は市西宮。雲雀丘のディフェンスライン手前から打たれた相手のミドルシュートはブロックしたのもの、そのこぼれ球が前線に残っていた相手FW選手に渡り、難なくゴールゲットされてしまうことに。一瞬空いたスペースをかいくぐられた、もったいない失点でした。
しかし、あとがない雲雀丘も負けじと反撃に出ます。トップ下の選手にいい位置でボールが渡り、そこから得意の推進力あるドリブルで相手陣内を切り裂き、そのままフィニッシュまで持ち込みます。左足からの強烈なミドルシュートは確実に枠をとらえ、かなりいいシュートコースにいきましたが、市西宮のGKが横っ飛びでファインセーブ。ゴールとはなりませんでしたが、これが反撃の狼煙となり続けざまに攻撃を繰り出します。すると前半20分相手ペナルティエリア内でファウルをもらい、PKを獲得。同点の大チャンスを得ます。迷わずボールに向かいキッカーに名乗りを上げたのは、今大会第1戦でPKを外していたJ君。彼は以前「またPKのチャンスが巡ってきたら次も自分が蹴り、絶対に決めてみせる」と言っていました。この言葉通り、強気のメンタルで試合に臨んでいたJ君は、冷静に相手GKの状況を読み切りゴール右隅に蹴り込みます。人一倍プレッシャーのかかる中、見事に同点PKを沈めてみせたのです。
「まだまだいけるぞ!」そう思った矢先、再び相手に突き放されます。前半25分クリアが甘くなったこぼれ球を相手がすかさず反応。ロングぎみにダイレクトでシュートを打たれます。ドライブ回転のかかった弧を描くような軌道のシュートに虚を突かれた雲雀丘のGKは、上から降ってくるボールを枠の外にはじききれず。そのまま雲雀丘ゴールに吸い込まれました。盛り上がっていた反撃ムードが一気にしぼみます。このタイミングですかさず加点し、再びリードを奪ってくるあたりさすが市西宮でした。
後半はそのままスコアは動かず1-2で終了。市西宮相手に雲雀丘の選手も最後のホイッスルが鳴るまであきらめずに同点ゴール・逆転ゴールをめざしてよく戦ってくれましたが、健闘むなしく敗戦でした。これで今大会の予選リーグ敗退が決まりました。手応えを感じる一方、弱点も浮き彫りになった大会でした。しかし、この結果落ち込んでいる暇はなく次に切り替えなくてはいけません。期末考査後は年末に開催予定の市内大会に向けて練習あるのみです。
いつも会場まで応援にかけつけてくださる方々、本当にありがとうございます。次は応援してくださる方々に喜んでもらえるように、なんとか結果を出せるようチーム一同がんばりまって参ります。どうか引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。