部活動
茶道部 秋のお茶会
2019/11/09
茶道
絶好のお茶会日和に恵まれて、今日は初めてのお茶会にトライ!する日です。文化祭の雲雀庵とは趣向を変えて、告天舎でゆっくりと一服を楽しんでいただける会にできるよう、中学部員も高校部員も張り切って練習を重ねてきました。
水屋と呼ばれる舞台裏の準備も、お客様をお迎えする表舞台の準備も。12時半すぎまで授業のある土曜日ですが、テキパキと道具を運び、協力し合って昼食も済ませ、2時前には準備完了。
お花はツワブキ、花器は青磁の雲鶴。お菓子の銘(名前)は「紅葉狩り」。
たくさんの保護者の皆様が来て下さいました。
お客様の後ろから撮っていたのでこんな景色になりましたが、高校生が担当したお席も、中学生が仕切ったお席も、和やかでありながら凛とした出来栄えだったと思います。参加して下さった保護者の方々の隣に部員が座って、お茶碗の扱いや挨拶などを説明しながら一緒にやってみたのも楽しかったのではないでしょうか。
混沌とした時代だからこそ、時空を超えて生き続けてきた茶道の可能性は大きいと思います。日本語や英語といった特定のコトバに頼ることなく、五感を開いて一服の茶を味わいながら遥か昔に、遠い地で「お茶を飲んでいた」誰かに思いを馳せる。その想像力が未来への想像力につながり、その共感力が世界への共感力につながる。
一緒に茶道部の新しい試みをつくってきてくれた卒業生のOさんも駆けつけてくれて、とてもよいお茶会になりました。
さあ、次は濃茶手前をmasterします!