部活動
中学女子テニス部 全国選抜出場決定!(3年連続6回目)
2020/02/24
2月22日(土)・23日(日)、奈良県の明日香村庭球場で近畿中学校新人テニス大会(兼全国選抜中学テニス近畿予選)が行われました。前日21日に抽選があり対戦カードが決定しました。試合形式はD2S1の3ポイントです。雲雀丘学園は兵庫県第3位校での出場でした。
抽選結果は雲雀丘にとってはすごく良い結果で俄然モチベーションは上がりました。初戦は第1シードの大阪女学院でした。この試合は力量の差が大きく完敗でしたが、それは想定内の結果で敗者復活戦で全国を狙っていました。予想どおり昼から雨で順延となり、敗者復活戦は23日(日)に持ち越されました。この順延も想定どおりでした。
23日(日)は早朝より練習をして試合に臨みました。1回戦は京都第2位の同志社女子でした。秋に練習試合をして頂き、そのとき上位大会で戦えたらよいな、と思っていたことが実現しました。D2はリードするも途中から相手のペースになりかけましたが、最初の貯金がきいて6-4で勝利。Sは決定力不足が鍵になってしまい粘るも3-6で敗退。試合の行方はD1に託されました。D1は中2ペアでしたが、気持ちが入ったプレーで相手よりミスも少なく6-2で勝利。結果2勝1敗で敗者復活戦の2回戦(全国をかけた試合)に進出しました。
2回戦の相手は大阪第3位の阿武野中学校でした。3年前に夏の全国をかけた試合で戦った学校ですが粘りのあるダブルスのうまいチームです。Sは6-0で完勝。D2は勝っておかないと駄目な試合でしたが、プレーが堅く工夫が見えられず前衛の力の差が表れ4-5まで食い下がるも4-6で敗退。その時点でD1は2-5で崖っぷち状態でした。そこから中1ペアが粘りを見せ、マッチポイントもしのぎ、5-5に追いついてくれました。その後、5-6と再びリードされるも6-6としてタイブレークに持ち込み、タイブレーク6-2でこちらがはじめてマッチポイントを握りました。しかし、そこからあと1ポイントのプレッシャーと阿武野の粘りにあい、6-6まで追いつかれ、2ポイントを連続で取った方が勝利という展開になりました。ここでも中1ペアは平常心を保ちタイブレーク8-6で勝利。雲雀丘学園の全国選抜出場が決まりました。
新チームなってから昨年度までのような結果を残すことができませんでしたが、「今は我慢・経験」と選手たちに言い聞かせて、負けてもダルマのように起き上がっていたことが今回の勝利につながったと思います。もっとも欲しかった全国の切符をつかみ取った選手に大きな拍手を送りたいと思います。3月下旬に香川県で行われる全国大会で恥ずかしい試合をしないように、近畿の代表・兵庫の代表という意識をもって一層頑張って欲しいです。
最後に、2日間試合をサポートして下さった保護者の皆様ありがとうございました。サポートが報われる結果を残せて本当に良かったと安堵しております。