放送部の皆さんへ

休校が続いていますが、元気にしていますか？
今日は皆さんに残念なお知らせをしなければなりません。
本日正式に、本年度の『NHK杯全国高校放送コンテスト』中止が決定しました。
３年生にとっては最後の大会、しかも今年は兵庫開催ということで、全国の出場者を迎え入れるホストとして大きな役割を担った大会でした。
それが中止ということになり、本当に残念です。

63期の皆さんは中学から放送部員として先輩の背中を追い続け、いよいよ集大成となる大会。
アナウンス・朗読は冬のフェスティバルで多くのことを吸収し、やる気に溢れていました。原稿をすでに提出した人もいます。
番組も初めてラジオドラマに挑戦、テレビは秋の総文で手応えがあった作品をブラッシュアップし、上位入賞を誓っていました。
そして研究発表…。２年近く時間をかけて準備してきたのに本当に残念です。悔しいです。

全国大会は無くなりましたが、兵庫県の先生方が地区大会を「記念大会」という形で開催し、何とか皆さんの思い出に残るようなものにしたいと考えてくださっているとのことです。
（要項は後日出されるはずです。）
ただし、この大会についても状況によっては開催できない場合があることを理解してください。

見通しが立たない状況の中で、心が折れそうになってしまうときがあるかもしれません。
この先どうなるか誰もわからないけれど、確実にわかっていることが一つあります。
それは「今日の自分が明日の自分を作る」ということ。「自分は自分のしてきたことで作られる」ということ。
今までの活動のすべてがあなたたちの中に流れています。そして今日からしていくこともすべてこれからの自分につながります。
どうか最後まで諦めず、放送部としての誇りを持って活動してください。