将棋部門では、かなり久しぶりの更新になります。囲碁と違い、小規模も含めた将棋大会すべてが中止になっていることが要因の１つです。3年生は昨年11月の大会を最後に、大会参加することがなく、この夏引退になってしまいました。とても悲しいことです。しかし、将棋界では嬉しいニュースもありました。藤井聡太七段が7月の棋聖戦で渡辺明棋聖に３勝１敗で勝利し、棋聖タイトルを獲得。最年少タイトルの記録を更新しました。今後の活躍がますます楽しみです。

さて、本年度は夏の地域大会や関西将棋会館訪問などが中止になっている囲碁将棋部将棋部門ですが、部員たちは様々な方法で新しい活動を展開しています。そのうちの一つが、部員同士でのオンライン講座作成です。主に高校2年生が中心となって解説動画をつくってくれました。この夏、共通のフォルダーをつくり、部員同士で共有しています。新入部員向けの初心者講座から上級者向けの盤面指導講座まで様々つくられ、これからも増やしていく予定です（部員のみ閲覧可としています）

学生の吸収力はすごいなと感心させられます。少しやり方を教えると、あっという間に習得して使いこなしています。今や大人よりも子どもの方がコンピューターに強いのかもしれません。藤井棋聖も部員たちと同じなのかなと考えたりもします。久しぶりの大会が9月に開催される運びとなりました。大会に向けて、オンライン講座などを通して部員たちがレベルアップする夏にしたいと思います。

夏休みの宿題として、久しぶりに詰め将棋を２問出題します。両方とも５手詰です。考えてみましょう。持ち駒はマス目に置いています。

１問目は簡単ですね。１三飛打→同玉→３一角打→１二玉→２二角成まで

２問目は難しいです。５分で解きましょう。

（正解）４一角打→２四玉→１三角打→２五玉→５二角成まで