学校ブログ

部活動

科学部 2020高校生研究スタート

2020/09/11

科学

科学部の高校生は今年度から、「全員何らかの研究に取り組み、成果発表を行うこと」を目標にしています。


新型コロナの休校期間などもあり、テーマ決めで苦戦したところもありますが、なんとか全メンバーが研究のスタートラインに立ちました。

セミ班。カイコの飼育研究も案に入れていましたが、まずはセミの抜け殻についての研究で動き始めました。10月下旬には、尼崎にて研究交流会に参加予定です。

ヨモギ班。昔から薬草として扱われていたヨモギの有効性を確かめる研究をしています。まずは校内でヨモギの採集・同定を行いました。

9~10月にかけて、池田市で外部研究機関と共同で研究を行う予定です。

ポリグル班。水質浄化についての研究を行うグループです。


これに加えて、食用昆虫班も飼育実験を開始しました。


どの班も、顧問が「この研究をやれ」と指示したものではありません。

自分やグループ内で研究したいことを見つけ出し、その課題について、どのような研究を行えるか、自分たちで頭を使って方法をひねり出しています。

顧問としては、基本的にアドバイスや共同研究の機会の提供を行っているだけなので、彼らがどのような実験方法を考え出して、どのような結論・考察を導き出すのか、大変楽しみにしています。


「科学」というものは、教わったことを紙に書き出すものではなく、自分自身で疑問を持って探究することこそ大事なんだと思います。

大学の研究室で立派な研究設備を借りて、借り物の研究をするよりも、自分自身で1からつくり出す研究のほうが考える力も付き、達成感も大きくなるのではないでしょうか。

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