部活動
茶道部 秋を愛でる
2020/11/15
茶道
今年は特に紅葉が綺麗だと聞きます。学園の告天舎の周りにも、そこここに、つい魅入ってしまう色づきがこぼれています。
茶道では「和敬」という言葉を大事にします。「和」は周りと一緒に作り上げるものですが、その「周り」とは、考えてみると人だけでなく、季節や、その日のお天気や、一緒に世界をつくりあげている生きとし生けるもの全てです。きっと「和敬」とは「いま」「ここ」の全てを取り込んだ一服を楽しむべし、ということなのですね。
今日の練習風景です。20名を超える部員たちは、いつも和室とフロアに分かれて練習しています。また自分で点てたお茶を自分でいただく「自服」も徹底して、コロナ対策を続けています。
こんなふうに様々な工夫(茶道の言葉では「見立て」になるのでしょうか)をしながら部員のみんなで、お茶を楽しむ場を作り上げています。
部活の後は、美しく色づいた木々の下で立ち止まって、目を閉じている部員たちの姿がありました。