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鉄道研究部 探究ゼミ「木次線」

2021/07/15

鉄道研究

今日の昼休み、探究ゼミ「日本の交通網」を開催し、部員と有志の13名が演習C教室に集まりました。

今日は第7回、テーマは木次線です。中国地方の山間部を走るトロッコ列車「奥出雲おろち号」運行を2023年度で終えるとJR西日本が発表し、木次線廃止の地ならしではと議論になっています。コロナで鉄道収入が減っていることも拍車をかけています。乗客の中心は高校生と高齢者で、利用者が少なく、経済の観点では収益好転を見込むのは困難な状況です。

実は、雲雀丘学園に保管されているSL「C56-111」は、かつて木次線を走っていました。どうも他人事とは考えにくいです。そこで、廃止への賛否を問いました。

賛成意見は「結果的にJRが赤字で倒産したら本末転倒」「人の流れがない中でやむを得ない」など出ました。

他方、反対意見は「逆に本数を増やして利用しやすくすることが収益改善につながる」「効率か平等か難しいが、廃止で困る人がいる以上、平等を優先すべき」「イベントによる集客を考えるべき」などありました。

同じ島根県を走っていた三江線は2018年に廃止されました。トロッコ列車の運行終了による乗客数激減は間違いありません。代替の集客案はあるのか、難しい問題です。

この記事は、探究サイトにも掲載されています。

次回は8/26昼休みに会議室で行います。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

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