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鉄道研究部 探究ゼミ「雲雀丘花屋敷駅」

2021/08/26

鉄道研究

今日の昼休み、探究ゼミ「日本の交通網」を開催し、部員と有志の21名が会議室に集まりました。

今日は第8回、テーマは学校の最寄りである阪急雲雀丘花屋敷駅です。「阪急電車の"ナゾの終着駅"宝塚線『雲雀丘花屋敷駅』には何がある?」というネットの記事を読みました。宝塚線で大阪梅田発の日中の普通は雲雀丘花屋敷行きなので、大阪梅田駅で頻繁に見かける駅名です。本校生徒は「ひばりがおかはなやしき」と読めますが、一般的には読みにくい駅名だし、ひらがなだと11文字(阪急で最多は「天神橋筋6丁目」)、画数は134でした。

本校生徒は当たり前ですが、全国的にはたいへん珍しい生徒専用通路があります。鹿児島本線吉野駅からつながる明光学園と本校のみではないかと思われます。専用通路については、「浜学園教育情報 私立中学ここが自慢『雲雀丘学園』」もご一読下さい。

もともと、宝塚線開通とともに1910年に花屋敷駅が開業し、現在の駅より100m東側で、花屋敷温泉にちなんで名づけられました。その後、1928年に新花屋敷温泉というレジャー温泉がつくられ、日本初のトロリーバスも運行されていました。

他方、雲雀丘は、阿部元太郎が開発し、宅地開発の中心とする駅が要望され1916年に開業しました。

あまりに近すぎた両駅が1961年に統合されましたが、どちらの近くに合併するかで両自治会長がジャンケンをし、雲雀丘寄りの現在地に決まったというエピソードがあります。

この記事を読んで、「普段使っている駅にこんな歴史があったんだと思い、今までのゼミで一番関心がわいた」「ジャンケンで決めた駅はめったにないと思った。このことをみんなにも話したい」「専用通路はやっぱり便利やと思った」などの感想がありました。身近なものに、これからも関心をもって、一層探究してほしいです。

次回は9/9昼休みに会議室で行います。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

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