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科学部 河川調査20211015

2021/10/16

科学

本日は、定期考査明け恒例の河川調査です。


定期テスト終了後、試験の疲れもお構いなしに、体操服へ着替えて出発です。

目的地は猪名川河川敷。最明寺川をてくてくと30分以上かけて歩いて下っていきます。

行く途中、大きなジョロウグモを発見。ピントが合わない・・・

良い天気だったので、本流のほうには大きなコイがのんびり泳いでいました。

なんとか捕獲できないものか・・・!?

まずは側流で魚を掬います。小さい魚もとても素早いです。網の技術も磨かないと捕まえられませんよ!

トノサマバッタとタテハチョウ。気温は下がってきていますが、まだまだ昆虫たちは元気!

大きなクサガメ(死体)。死因は何だったのでしょうか?病気?事故?

臭いが出ていましたので、お持ち帰りは無しです。

モクズガニ(これも残念ながら死体・・・)。このサイズがいるんですね。豊かな生態系の証です。

今回の一番の発見は、シジミ。野生のシジミがこんな身近な環境で発見できるとは驚きです。

ただ、種類が問題です。

形態からは在来のマシジミか外来種のタイワンシジミか判別が困難です。

タイワンシジミはカワニナの放流や畜養の流出、また幼貝は粘着性の糸で様々なものに付着しますので、一度環境に入ってしまうと、一気に近くの環境に広がってしまいがちです。

今回発見されたシジミも、大量の貝殻とともに発見されました。どこから入ってきて、これからどこに生息範囲を広げるのでしょうか。

色んなことを考えさせられた河川調査でした。

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