鉄道研究部は、今日の昼休み、探究ゼミ「日本の交通網」を開催し、部員と有志の15名が会議室に集まりました。

今日は第12回、テーマは「JR西日本、秋のダイヤ改正」です。

春のダイヤ改正後、秋にもダイヤを改定するのは異例ですが、コロナ禍で鉄道利用客が減少しているので、ラッシュ時以外の時間帯、便数を削減するように、改訂しました。

客が少ない以上、やむをえないかもしれません。しかし、利用客にとって、便数が減ると、ますます、鉄道利用客が減ります。待ってまで乗車せず、車を持っている人ならマイカー乗車にはしり、自分で運転できない高校生やお年寄りは一番困ってしまいます。その新聞記事を読んだうえで、感想を発表しました。

生徒の意見は、「利便性に欠け、鉄道利用者が減ってしまう」「便数を減らすと混雑を招くかもしれない」「ラッピング列車や時間差運賃で集客努力をすべし」「利用客にアンケートした方が良い」「都市部の収益をローカル線にまわすべし」「両数を減らすとか、方法はないものか」「一度破局の道をたどると止まらなくなるので、浅いうちに別のコストダウンをする必要あり」「田舎は本数を減らさず利便性を上げるべし」という意見の一方、「会社の利益を考えたら仕方ない」などがありました。難しい問題です。

次回は10/21に開催します。