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鉄道研究部 探究ゼミ「副業」

2022/01/20

鉄道研究

今日の昼休み、探究ゼミ「日本の交通網」を開催し、部員と有志の6名が60ホールに集まりました。今日は第20回、テーマは「副業」です。 

 鉄道会社がオンラインでのグッズ販売に力を入れており、ハンカチ・クリアファイルなど様々な商品を販売している記事を読みました。これまで一部の駅やイベントで販売していたが、新型コロナでイベント中止が相次ぐと、オンライン販売に力を入れ始めたそうです。

 さらに、副業の方が主になっている例として、銚子電鉄を取り上げました。人口減少とバスの運行拡大・車社会への移行で電車の利用者は減少の一途をたどり、95年から地元の醤油を活用した「ぬれ煎餅」販売を開始し、オンラインショップを立ち上げると収入が一気に増え、「まずい棒」「穴あきマフラー」「鯖威張る(サバイバル)」など自虐的な商品を次々と企画していきました。銚子電鉄の売り上げ5億円のうち鉄道収入は1億円で食品など鉄道外収入が4億円を占めているそうです。

 コロナ禍で鉄道乗客は減る一方なので、何らかのアイデアを出していく必要があります。経営を考えると何であれ、収入を確保する必要があり、あれこれ考えていくのは面白いと思いました。オンラインショップの共通サイトをつくるのも良いかもしれません。 

 生徒は、「もうからないなら別のことで収入を増やすのは賢明な判断。全国的に赤字をカバーするために、別の方法を考えていく必要を思いつくのはすごい」「ネットで販売するものをもっと作ってほしい」という一方で「鉄道にもっとお金を使ってほしい」「人を集める方法も考えるべき」という意見もありました。

 次回のゼミは1/27に開催します。

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