囲碁将棋部では現在、将棋の初心者だけを集めて特訓ゼミを行っています。駒の動かし方から定跡の学習まで、少しでも強くなるために中学生を中心に指導しています。

　すべてに言えることですが、将棋は特に知れば知るほど面白く、奧が深い競技だと私は思っています。戦法や手筋だけでなく、将棋界のことも含めて、探究すればするほど新しい発見があり、それを探究してさらにまた新しい発見が続いていきます。そして自然と勝率も上がっていきます。ゼミの参加者は「もっと知りたい」という目をしていました。それこそが上達の一番の近道です。３月には部内大会もあります。好奇心、探究心を持って、棋力を向上させていきましょう。

では最後に３手詰の詰将棋を出題します。考えてみてください。

【正解】

７四馬→同銀→８四桂まで。打ちたいところにいる駒をずらして詰ます手筋です。７四馬に８三合駒としても桂で詰みます。