部活動
科学部 合宿2022春三日目
2022/03/31
科学部の合宿の朝は早いです。まだ朝日も登らぬ5時10分に出発し、昨日船で到着した波止場へ向かいます。(二回目)
普段の生活では朝焼けを見ながら、山歩き・釣りをすることなんてあんまりありませんよね?
絵になります・・・
センターではニワトリも飼育されています。
今日は卵を4つ産んでいました。毎日センターの方の朝食になっているらしいです。
ラジオ体操2日目。他のグループの退所時間と重なって、少し恥ずかしかったでしょうか?
センターに居着いているマガモ。
センターの職員さんから声をかけられると、餌がもらえる!とトコトコ歩いてきました。
朝食・掃除・チェックアウトの手続きが終わって、帰宅の船の便まで時間がありますので、最後の時間まで、釣りや礒採集を行います。
日によって、場所によって観察・釣れる生きものの違いがあることが実感できたでしょうか?
夜光虫の大集団。波に吹き寄せられて固まっていました。
こうやって見ると、夜光虫を食べにきた小魚がいたり、きれいな水面の上に夜光虫の集団が乗っている様子が見て取れます。今回の合宿に参加した部員達は、赤潮も自然現象のひとつであり、
赤潮=人がつくり出した死の海
というイメージが崩れたのではないでしょうか。もちろん、有毒プランクトンが大発生し、水中の生物が大量斃死する赤潮もありますが、今回のような大量死を引き起こさない赤潮もありますし、そもそも工業廃水が大量放出される前から赤潮は発生しています(奈良時代の書物にも記載があります)。
釣りの結果が芳しくなかったり、かんかん照りにならずに以外と寒かったり、二件ほど忘れ物があったり、色んなことのあった三日間でしたが、部員全員大きな怪我・病気なく無事帰って来れたことが一番です。
また、この合宿を通じて部員同士の絆もしっかり固まったと思います。今後の科学部が更に発展することを願っています。