５月２９日（日）姫路西高校にて第４６回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権兵庫県大会が行われました。

この大会は、８月に東京で行われる全国大会の団体戦兵庫県代表を決める大会でした。

男子１校、女子１校が出場できる狭き門です。

雲雀丘学園からは、男子団体戦、女子団体戦の両方に出場しました。

ここ最近、囲碁人口の減少が続き、団体戦にエントリーしたのは男子３校４チーム（灘高校は２チーム出場）、女子２校２チームでした。

灘高校はＡチームとＢチームの２チーム出場し、出場した６人のうち５人は七段という次元の違う選手が揃っていました（残る１名は六段）。

雲雀丘学園からは高３が３名、高２が２名、高１が２名の７名で参加しました。

男子団体戦は主将：高３（初段申請）、副将：高１（４級申請）、三将：高３（９級申請）の構成で挑みました。

男子団体戦にエントリーしたのは、灘高校Ａ、灘高校Ｂ、甲南高校、雲雀丘学園高校の３校４チームです。

本校は初戦に灘高校Ａと対局しましたが、全員七段という灘高校の前にあえなく０－３で敗れ、３位決定戦に回ることになりました。

３位決定戦は甲南高校と対局しました。

結果は、三将は見事勝利したものの主将と副将が敗れ１－２で勝利とはなりませんでした。

とはいえ兵庫県３位となり表彰を受けました。

女子団体戦は主将：高３（六段申請）、副将：高２（四段申請）、三将：高１（７級申請）の構成で挑みました。

女子団体戦にエントリーしたのは、雲雀丘学園と姫路西高校の２校でした。

姫路西高校の主将は高２ながら全国上位レベルで、本校の主将はこの２年間勝ったことがありませんでした。

しかし、今回は相手が序盤で長考する流れとなり有利な戦いに。結果、相手が投了し見事初勝利！副将と三将も勝利し、３－０で勝ち優勝を果たしました。

結果、本校は８月３日、４日に東京・日本棋院で行われる「全国高校囲碁選手権 全国大会(団体戦)」に兵庫県代表として出場することになりました。

全国のハイレベルな学校と対局し、貴重な経験を得て更に成長したいと思います。

また、高３男子部員（９級申請）が２勝２敗ながら見事な戦いが認められ７級を認定。

女子団体戦の三将として出場した高１女子部員（７級申請）が３勝１敗で６級を認定されました。

実はこの高１女子部員は大会参加が初めてでしたが、見事な戦いぶりで初戦から認定を受けました。

この他、高２女子部員（12級申請）は段級位認定戦に出場し、２勝２敗の結果をおさめました。

最後に姫路西高校正門前で記念に撮影しました。

「先生、優勝の賞状もブログにあげて下さい！」と依頼を受け賞状もパシャリ。部員の成長した姿を見ることができました。

次は６月に本校食堂にて全国大会個人戦を賭けた大会があります。個人戦でも全国大会出場を目指して頑張りたいと思います。