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鉄道研究部 探究ゼミ「交通網」

2022/06/02

鉄道研究

探究ゼミ「日本の交通網」、今日は第1回を開催し、鉄道研究部員と有志の12名と学園事務局長合わせて13名が会議室に集まりました。

前回のゼミで、旅行の企画を出してもらったところ、高1の生徒から「国道1号線で東京まで行く」という案が出ました。そのことを紹介したところ、今回参加した事務局長から、大学生の時に京都から東京まで2週間歩いた話が披露されました。歩いて移動することで、人とのふれあいなど大いに勉強になったという話を聞きました。

今日のテーマは「阪急電鉄の歴史」です。

阪急の始まりは、1910年に梅田~宝塚間に開業した箕面有馬電気軌道です。最初、大阪と有馬を結ぼうと考えたが、険しい地形の有馬までは困難となり宝塚が終点となりました。そこで、当時温泉旅館が並んでいた宝塚に総合レジャーセンターをつくり、のちに歌劇やファミリーランドに発展しました。これまでの旧温泉に対抗して、新温泉をスタートさせました。現在、ファミリーランドは閉鎖され歌劇のみ残っていますが、宝塚南口にあった宝塚ホテルが移転し、新たな街づくりが行われています。温泉は、ホテル・旅館や立ち寄り湯も並んでいます。

宝塚だけでなく、西宮には野球場・梅田には百貨店とレジャー施設をつくり、乗客増加をはかった阪急の創立者小林一三の戦略を学び、皆で考えました。

感想は「阪急がいろいろな手をうって生き残っていった歴史に感動した」「何でファミリーランドを閉園させたんだろうと思っていたけど、歌劇が残っているのはすごいなと思った」「様々なアイデアでできていることにびっくりした。新しいものに挑戦するのは大切なんだと思った」「一極化・効率化が進んでいるので生き残りは難しい」「先日、小林一三の旧宅に行ったのでちゃんと見ておけばよかった」などありました。

次回は、6月9日に開催します。修学旅行に行く高2以外の皆さん、多くの方の参加をお待ちしています。

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