探究ゼミ「日本の交通網」第8回を昼休みに開催し、鉄道研究部員と有志の7名が会議室に集まりました。

今日のテーマは「運賃値上げとバリアフリー」です。記事を読んだうえで、意見交換しました。

来春から、阪急・JR西日本などが鉄道運賃を2023年3月から一律10円値上げすると発表しました。背景にあるのは、国土交通省による駅のバリアフリー化の促進です。この費用を使用して、エレベーターやホームドアといった工事を推進するとしています。通学定期は据え置かれるようですが、通勤定期は値上げのようです。他方、赤字解消を理由に遠隔操作システムを導入し、無人化を推進している鉄道は多いです。バリアフリー設備促進の一方で、鉄道会社各社の人員の削減・合理化を進めています。10円の値上げは高いかどうかはバリアフリー設備利用者へのケアが十分かどうかで判断したいという記事でした。

意見交換したうえで、感想を書いてもらいました。

「値上げは仕方ない。電車賃を浮かすため自転車に乗ろうと思った」「全駅設置の必要性があるのか疑問」「ホームドアまで必要があるのか」「バリアフリー化を迅速に進めるべし」「ベビーカーや車いす使用者が行きやすい環境になる」「今までバリアフリーが進まなかったことが問題」といった意見がありました。

次回は9月15日に開催します。多くの方の参加をお待ちしています。