部活動
茶道部 花寄せ2023
2023/11/12
茶道
故人を偲んで。たくさんの花入れを一斉に使えるように。「花寄せ」の説明は一通りではないようですが、ヒバリ茶道部の花寄せはコロナ禍の初年度に『the 三密』と言っても過言ではない部活動が本当に限られてしまった中、何かできる工夫はないだろうかと相談して「やってみよう!」とアレンジ実施したのが始まりでした。
だからお花も茶花に限定せず、花入れも部員が増えた今年はガラスの器や「見立て」をどんどん使います。
「へぎ」に見立てたお盆の上の花の、どれを選んでアレンジするか。どの花器に生けるか。
もちろん自分でやるのは至福の時間なのですが、他の人の様子を見ているのも結構、楽しいのです。
いつもの、お点前中心の部活とは、ちょっと違った活躍や、さざめきや、空気も嬉しい。
29の作品が今日を限りの世界を作り出しています。その中で点てるお茶。味わうお茶。
今日のお菓子は「紅葉狩」。これも器に盛ることで「映える」のです。
部員のみんなは持って帰った花を根元から1センチのところで切って、水揚げをよくして花器に移したかな?部室の掃除から始まるのと同じで、茶道はフツーの生活を大事にしたアートなんだよね。