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囲碁将棋部 将棋 中学文部科学大臣杯(団体戦)

2024/05/28

囲碁将棋

先週に続き、今週も中学の公式大会を振り返ります。5月26日(日)に灘中高等学校にて第20回中学文部科学大臣杯が行われました。これは年1回の団体戦です。本校からは3チームがエントリーしました。

Bチームは全員が中1生です。予選ブロック1勝1敗で迎えた第3戦、大将が勝ち、副将が負け、勝負の行方は三将に委ねられました。三将のNくんは様々な他部活と迷った末に、囲碁将棋部を選んでくれた生徒です。将棋もまだ始めたてですが、とてもセンスがあり、将来を期待しています。対局はお互いの玉が危ない中攻め合う大熱戦。最後、受ければ勝ちの局面でしたが、経験の差が出てしまいました。詰み筋に玉を動かしてしまい敗れました。同じくCチームも1年生が参加していますが、2戦連続の頓死(とんし)で負けてしまいました。二人はとても悔しそうでしたが、ここまで将棋に熱い1年生は初めてかもしれません。間違いないなく成長してくれると確信しました。

Aチームは中3、中2、中3で組んでいます。先輩としての風格を見せてくれました。予選ブロックをチーム成績2勝1敗で通過すると、決勝トーナメントではBチームが敗れた相手に危なげない指し回しで勝利。準決勝まで進みます。全国大会への枠は2枠、次勝てば全国です。相手は灘中学のAチームです。全員が有段者と予想されるなか、懸命に戦ってくれました。しかし、ここを0-3で敗れました。それでもベスト4、昨年はベスト8止まりだったので、去年を更新してくれました。


将棋には引き分けがなく、勝ち負けはっきりとします。どれだけ勝っていても、最後の1手、反則などで大逆転することもある競技です。しかし、将棋が強くなるためには負けることも必要だと、いつも生徒たちに伝えています。その経験から意識、研究、感性が生まれるからです。大会は棋力を向上させます。部員の皆さんはこれからも積極的に大会に参加しましょう。

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