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囲碁将棋部 将棋 高校全国大会(総文)での活躍

2024/08/07

囲碁将棋

8月1~2日、岐阜県高山市で第48回全国総合文化祭が行われました。本校からは男子個人戦で1名、女子個人戦で1名が出場しました。まずは高2Eくんです。予選は4局戦い、3勝1敗以上で決勝トーナメントに進みます。初戦は大阪府代表の2年生と対局しました。実は相手の方は昨年度の近畿大会で戦ったことがありました。その時は勝ちましたが、今回は相手の気迫が上回ったのか、初戦を敗れてしまいます。早くも窮地に立たされたEくんですが、その後は目が覚めたと見事な3連勝、決勝トーナメントに進みました。

決勝初戦の相手は奈良県東大寺学園の2年生、優勝候補です。Eくんは穴熊にしっかり囲い中盤で主導権を握ろうとしますが、相手の寄せが素晴らしく、最後まで粘りましたが負けてしまいました。しかし男子の部で決勝に残ること自体がとても名誉なことです。頑張ってくれたと思います。


続いて女子のTさん。対局前から緊張している様子でしたが、大会が始まれば素晴らしい集中力を発揮します。初戦の相手は愛媛県立宇和島南中等教育学校6年生、この対局では三間飛車を採用。お互いに大駒を成りあった後は素晴らしい寄せを見せて勝利。しかし、2戦目の愛知県愛知工業大学名電高校戦では東海研修会に所属する強豪に敗れ1勝1敗に。3戦目に勝ち、迎えた4戦目、沖縄県立北山高校の2年生を相手にします。Tさんが素晴らしいのは中盤での指し回し。例えばただ駒を狙うにしても、その前にしっかり「味付け」をして指します。いつも驚かされます。ここを勝ち決勝進出を決めました。 

決勝1回戦、千葉県幕張総合高校の1年生と対局、中飛車と三間飛車の戦型になりますが、中盤以降は優勢のまま進み、勝利しました。決勝2回戦は栃木県立鹿沼高校1年生、関東研修会に所属する強敵です。序盤では約7分の時間差があり時計だけでは優位に見えましたが、終盤、相手の的確な指し方に苦労します。結局この対局を落としてしまいました。しかし結果はベスト16です。本人は中学の全国大会でもベスト16でした。次は自身の記録を超えられるよう、期待しています。


二人とも他校生徒と交流するなど、とても楽しそうでした。現時点で近畿大会の出場も決まっています。全国新人大会も出場できるよう頑張っていきましょう。最後は決勝戦の大盤解説を見て帰りました。解説者は長沼洋八段、聞き手は岩佐美帆子女流です。

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