部活動
鉄道研究部 探究ゼミ「交通網」新幹線バイパス
2024/09/12
鉄道研究
今日の昼休み、「日本の交通網」が会議室で開催され、鉄道研究部員と有志の9名が参加しました。今日は第8回、内容は「東海道新幹線のバイパスとしての北陸新幹線」です。
台風10号など、自然災害で東海道新幹線が運休するケースが相次ぎました。北陸新幹線の延伸など、代替路線の整備の必要性について議論されるべきではないかという問題です。
東海道新幹線の代替として北陸新幹線の必要性は高まっています。今の新大阪―敦賀間が新幹線になれば、どのようなルートでもより便利になります。
北陸新幹線延伸について、国交省は「小浜ルート」の建設費が従来の2・1兆円から3・9兆円に増えると公表しました。費用対効果は「1・1」から「0・5」程度に下がる見込みです。「米原ルート」の建設費は従来の5900億円から1兆円、費用対効果も「2・2」から「1」程度になる見込みです。
与党は「小浜ルート」とすることを決めているが、未着工です。費用対効果では採択基準を満たしておらず、その変更には政治決断が必要です。
この記事を読んで意見交換しました。「延伸は米原ルートの方がいいのではないか」「東海道新幹線も運休しないよう強化するのも一つ」「小浜ルートの新駅は立地の良い所に計画されているのでパークアンドライドで観光需要の創出が見込める」と、様々な意見がでました。
次回は9月19日に開催します。多くの方の参加をお待ちしています。