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囲碁将棋部 将棋 新聞に掲載されました

2024/12/10

囲碁将棋

先日の神戸新聞に本校高1Tさんの対局が掲載されました。対象となったのは11月4日に姫路西高校で行われた県総合文化祭将棋部門・女子個人戦決勝の特集です。実はTさんが神戸新聞に掲載されるのは今年で3度目です。彼女は来年2月に全国大会に出場します。

Tさんに限らず今年は高2Eくんや高1Oくんも全国大会・近畿大会に出場しました。来年は高1のIさんも全国大会出場予定です。また、上位大会を逃したもののあと一歩だった生徒も多くいます。入学後に初心者から始めた生徒も各大会で勝ち越すなど結果を出しています。今年もあと少しで終わりますが、来年もこうした結果を継続できるよう「謙虚な姿勢」を忘れずに日々精進して参りたいと思います。

さて、今日は新聞でも取り上げていただいた決勝戦の一場面から次の一手を考えてみましょう。※便宜上、符号は先後逆で表記します。相手方先手が7五歩とした場面です。9三角成と馬を作られれば詰みはなくとも一気に危なくなる局面で素晴らしい一手かと思います。後手番Tさんは何を指すでしょうか。

 

 

ここでTさんの一手は6四歩。慎重にいくなら5九香打と受けて確実に守りたくなってしまいます。しかしそうすると香車を攻めに使えなくなります。秒読みの中で冷静に攻めがつながると読んで指した6四歩は見事でした。同歩なら7四歩、同銀、6四銀と続くことができます。しかも香車を持っていますから8筋に使う構想を見せたり、玉の位置を動かして6一飛成と走る展開も予想できます。本譜は4六銀、同銀、5四桂打、6三歩成、同金、6四歩打、同金、5五銀と進みました。

毎回素晴らしい文章を寄稿いただく白陵高校顧問の先生、および神戸新聞社様に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

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