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【放送部】体育大会にたどりつくまで

2025/05/14

放送

今年も体育大会の放送は、放送部が担当しました。本番はマイクを通してアナウンスをしたり、BGMを流したり、表に立つ仕事が主ですが、ここに至るまで様々な準備があります。

まず4月中旬にプログラムが決まると、自分の出番を考慮して、アナウンス担当と音響担当のシフトを決めます。その後、自分の担当の種目について、昨年のものを参考にアナウンス原稿のたたき台を作り、体育科の先生に確認していただきます。体育科の先生がお忙しく、打ち合わせることができないまま、予行に臨むこともあります。

また、同時進行でBGMの曲を選び、プログラム順に並べます。今年はCDではなく、放送部の編集用PCから音源を出力することにしたため、音質が安定しました。砂をかぶるグラウンドに編集用のPCを持ち込むことは本来避けたいものです。

さらに、実況のための取材をたくさんしています。

こちらは、クラブ対抗リレーを担当した高3と中2の部員の取材メモです。当日走る生徒の氏名はもちろん、意気込みやアピールポイントなどを取材し、当日に備えました。実際に使えたのはこれらの中のほんの一部。触れられなかったクラブがあって申し訳なかったと、本人は気に病んでいました。しかし、実況は本当に難しく、誰でもできることではないのですから、チャレンジしただけでも素晴らしいことです。

そして当日。朝から機材を運び、設置します。音がきちんと出るように配線をつなぎ、マイクをセット。

終わったら撤収です。コードを拭き、八の字巻きで収納。すべての機材を放送室と体育教官室まで運んで終了です。

去年は「見習い」だった中学2年生も初めてマイクの前に座りました。他の競技の実況も、しっかり練習して臨んでいて、とても上手でした。

今月末に〆切を迎えるNHK杯高校放送コンテストの作品制作、アナウンス・朗読の原稿制作や練習と重なり、毎年この時期は本当に大変です。しかし、行事を支えている実感を得られ、学年が進むにつれてできることが増えていく手ごたえもあります。

今年も本当にお疲れさまでした。振り返りをしっかりしておきましょう。

体育大会を見て少しでも放送部に興味をもらえたら、嬉しいです。

 

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